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ニッポンの魚獲り

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魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と…
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#漁師

やりがいって大切。 どんなときも漁を続けられるのはそれがあるから 【ニッポンの魚…

 兵庫県の播磨町でマダイの刺し網漁を営んでいる大角真也さんは、播磨町でも数少ない漁業後継…

底建網で獲る、船上で締める、紋別の活け締めホッケ 【ニッポンの魚獲り】

 厳寒の季節に突入したオホーツク海沿岸の町々。この紋別でも、一日の最高気温が氷点下という…

世界遺産の島でひとり魚を追い続ける老漁師 【ニッポンの魚獲り】

九州本土の最南端・佐田岬の南方約60kmに浮かぶ屋久島。自然あふれるこの島の海を仕事場として…

しっかりとした資源管理で美味しいシジミを安定して届ける。 【 ニッポンの魚獲り】

 今年は土用の丑の日が2回ありました。ウナギの他にシジミを召し上がった方も多くいらっしゃ…

ベテラン漁師たちに鍛えられ独り立ちする若者 【ニッポンの魚獲り-北淡の底曳き網漁】

 大阪湾や瀬戸内海で盛んな底曳き網漁。低速ながらパワーのあるエンジンを漁船に搭載し、船の…

完全復活を果たした小渕浜のワカメとヤマハの舟 【ニッポンの魚獲り】

 ニッポンの魚獲り、今回も魚ではありません。海藻のお話しです。ワカメです。  いま、日本…

それは最上級のお肉と同じです〜海でマダイを美味しく育てる 【ニッポンの魚獲り】

金曜日の朝、上天草の野釜島の漁港から一隻の漁船が沖合に設置された養殖イケスへと向かいます。沖合といってもイケスは港から鼻の先。直径20メートルほどの丸い養殖イケスに船を横付けすると、タモで一匹ずつ、丹念にマダイを掬い上げ、ケースに入れて循環器を備えた船のイケスに移し替えていきます。この日はマダイの出荷日。およそ2年をかけて育ててきた2キロサイズのマダイを売りさばきます。丸伸水産株式会社(熊本県上天草市)の小林正樹社長に、同社のマダイ養殖の現状についてお話を伺いました。 コス

年末のわずかな期間にだけ行われる “ヨコハマ”高級ナマコ漁 【ニッポンの魚獲り】

街がクリスマスのイルミネーションに彩られ、賑やかさを増す年の暮れ、高級食材として名高い「…

魚体の美しさと鮮度が求められるー 青森県・大畑の底建網漁 【ニッポンの魚獲り】

青森県下北半島の北東岸、津軽海峡の東の入り口に面した大畑町(むつ市)は、町内人口約6,150…

プロローグ〜FRP板の上で飛んで跳ねてみた50年前。 【ニッポンの魚獲り】

「こんな薄っぺらのプラスティックが本当に壊れねえのか?」「大丈夫です!」 「すぐに壊れて…