海とヤマハ発動機【#海での時間 - vol.1】
「#海での時間」のコンテスト開催にあたって、
ヤマハ発動機社員も、みなさんと海での時間を分かち合いたい!
ということで、「ヤマハ発動機社員がつづる#海での時間」と題し、社員のリレー投稿を実施しています。
ボートのお仕事に携わっていた"海派"なメンバーも、どちらかというと"山派"なメンバーも、色々な海での時間を過ごしています。
第1回は、4年間マリン関連のお仕事をしていた、入社7年目の女性社員Nさん。今回の企画の首謀者が、コンテスト開催への想いをつづりました。
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私たちヤマハ発動機がなぜ、「#海での時間」というコンテストを開催するか。
ズバリ、
もっと広く、多くの人に、海に触れ、楽しんでほしいからです。
「海での時間」を、多くの皆様と分かち合いたい!という思いから、このコンテストを開催することにしました。
え?海?ヤマハ発動機ってバイクの会社じゃないの?
と思われた方も多いと思いますので、簡単に自己紹介させてください。
私たちは、広くバイクのメーカーとして知られている、ヤマハ発動機という会社です。
バイクのみならず、ボートや、水上オートバイなどもつくっています。
特に、船外機というボートの外付けエンジンなんかは、国内外で多くの方に利用して頂いています。
念のため言っておきますと…楽器は作っていません。
楽器を作るヤマハ株式会社とはブランドを共にし、全く違う製品を作っています。
さて、バイクづくりから始まった、ヤマハ発動機ですが、1958年、アメリカのボートレジャー市場の広がりを見て、ボートエンジンづくりに乗り出します。
当時のアメリカ市場については詳しくありませんが、現在のアメリカでは、休日は湖に船を浮かべて本をゆっくり読んだり、近くの湖畔でBBQをしたりして家族で楽しく過ごす、そんな文化が日常として根付いています。
そんなのがアタリマエ、何も特別なことではないのです。
▽湖畔にボートがたくさん。アメリカのある湖の景色。
当時、ヤマハ発動機創業者・川上源一社長は、アメリカの市場レジャー市場を視察した際、こう確信していました。
将来、日本にも必ずこうした光景が普通に見られる時代がくるはずだ。
そして、水上レジャーの楽しさの本質を知らなければ、その魅力を伝えることはできないとの思いで、個人としてセーリングクルーザーを所有し、浜名湖で遊んでいたと言われています。
この川上源一の思想は、広く社内に根付いています。
社員の中には、休日、釣りに出かけたり、ボートに乗ったり、SUPをしたりと、マリンレジャーを楽しんでいる人が多くいます。
…休日にバイクを楽しんでいる社員はその100倍くらいいますが。
私個人も、今週末は浜名湖でウェイクボードをします。
春には、旦那が陸から1キロ越えの子持ちアオリイカを釣り上げ、二人でどんちゃん騒ぎをしました。
人生で初めて、自分で船を操船して釣りに行った日の、ベタ凪の綺麗な海の景色と、その日に自分で釣ったタチウオを食べた記憶は忘れられません。
(上司には、定規みたいに小さいタチウオだと爆笑されましたが、小さくてもれっきとしたタチウオです!)
そんなこんなで、いま私は、釣りとか、マリンレジャーとか、(あとバイクとか)がアタリマエの世界(会社)に居ます。
しかし、知り合いや家族にたまにこう言われて、ハッとします。
「ボート?そんなの金持ちの世界でしょ?」
そう、アメリカの水上レジャー市場には到底追いついていないんです。
アメリカだったら、「休日にボーティングしてきたの?ナイスだね!」なんて言われているところでしょう。
それどころか、どこか違う世界のことだと思っている人がたくさんいるということに、気が付かされます。
実際のところ、どこかの企業の社長さんとか、投資家の方とか、比較的金銭的余裕のある方が、私たちの商品を購入して遊んでくれることも多いです。
高級車を何台も持っていて、陸での遊びに飽き足りて、海の世界にやってくる…。
そんな方もいらっしゃいます。
でも、そうじゃない。
私たちが目指しているのはそんな世界線ではありません。
私たちの夢は、もっと先にあります。
もっと広く、多くの人が海を愛している世界。
海に日常的に触れ、思い出す、そんな世界です。
そんな世界になったら、楽しいじゃないですか。
せっかく日本は、広い海に囲まれているんだから。
ボートに乗っていたって、乗っていなくたって
「潮気」を感じられる瞬間って、たくさんある。
コロナで海開きができなくたって、
海を感じる思い出は、たくさんある。
皆さんと「海での時間」を共有して、もっと多くの人に、海の時間を楽しんでもらいたいと思っています。
さあ、ここからは海の時間です。
今回のコンテスト詳細についてはこちらをご覧ください。
多くの方のご投稿、お待ちしております。
<注意事項>
・ボートや水上オートバイ乗船時は、乗船者全員のライフジャケット着用が義務付けられています。
・海では、決められたルール・マナーを守って遊びましょう。
・水上オートバイのルールについては下記をご参照ください。
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