サンマ・パーティ&クルーズ! 【Tadamiの絵日記(風)】
秋の味覚の代表格「秋刀魚=サンマ」。新鮮なサンマをクーラーボックスにいれて、近くの島までクルージング。その場で炭をおこして開くサンマパーティを秋の恒例行事にしているボーターは少なくないでしょう。
秋になるとテレビや新聞でもサンマの漁獲量が報道されるなど、日本人にとって、この魚への関心度はかなり高いことがわかります。その報道によると、昨年のサンマ漁は過去最低の水準で、お値段も高騰。最も安かった13年前に比べると7倍にもなったそうです。
サンマの水揚げに関しては、今年も同じように悲観的な知らせばかりが届いています。それでも9月末には、根室で今年最高の水揚げがあり「これから期待できる」との報せもありました。と、かように私たちはサンマ関連の報道に右往左往しているわけでです。それほど楽しみにしていた「秋の味覚」なんですね。
で、脂ののった、べらぼうに美味いサンマの適正な価格というのはいったいいかほどなのか。個人的には、1本100円以下で売られていたころが、異様だったという気がしないでもないです。
※焚き火やバーベキューが禁止の公共の港もあります。ご注意ください。
Tadami(タダミ)
専門誌「KAZI」「ボート倶楽部」、ヤマハ「キャプテンズワールド」、米国の「SAIL」などでヨット、ボート、海の世界を描き続けるイラストレーター。ボートやヨットの試乗レポートでも活躍。おそらく日本最多種類(230種類以上)のボートを試乗テストしてきた。