タコ好きの、タコ好きによる、タコ好きのための「タコ飯」 【船厨-レシピ】
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タコ好きの、タコ好きによる、タコ好きのための「タコ飯」 【船厨-レシピ】

 あたし、稀代のタコ好きです。特にシンプルなタコの炊き込みご飯が大好きです。ようするにタコ飯です。タコ飯に野菜は不要です。薬味も不要です。ちょっとした調味料以外は、タコ飯の材料は「米」と「タコ」のみと決めています。タコ好きとして、存分にタコを味わいたいからです。それほどタコはすばらしいと、惚れ込んでいます。

 世の中にはそれなりに、いろいろなタコがいますが、日本で流通しているタコは主にマダコ、ミズダコ、イイダコといったところでしょうか。それらのすべてに特徴があり、それぞれ食感も味も異なるタコ飯を作ることができます。
 今回はミズダコを使いました。ミズダコは東北から北海道にかけて棲息しており、いま紹介した中ではもっとも大きなタコです。ミズダコの場合、多くはタコ籠やタコ箱、そして樽流し(イサリ)といった漁法で捕獲されます。それらの仕掛けを潮の流れや海底の地形、タコの通り道を読みながら沈めていき、タコがかかるのを待ちます。それはまさに職人芸。
 これまで何度かタコ漁に同行した経験がありますが、それらの漁師さんに共通しているのは、“仕事への誇り”を通り越し、タコそのものに対して、並々ならぬ愛情を抱いていることです(これはタコに限ったことではないのですが)。
 「ほんとかよ。いい加減なこと言ってるんじゃねえぞ、このタコ!」なんてお叱りを受けるかもしれませんが、無駄です。我らタコ好きにとってタコな話題でタコ呼ばわりされるのは、もはや勲章を授かるのに等しい名誉なのであります。

 食感の好みは人それぞれでしょうが、ミズダコを炊き込むと、他のタコに比べて柔らかく、ふっくらとした素晴らしい仕上がりになったような気がします。エクセレント! 活きダコを使用したせいでしょうか。もしかしたら赤酒を使ったことも出来映えを変えたかもしれません。
 ぜひお試しあれ。

タコ飯(4人分)
●材料
ミズダコ200g、米(3カップ)、水500cc、塩(少々)、醤油(小さじ1)、赤酒(大さじ2)
※醤油はお好みで。赤酒がなければ酒とみりんを大さじ1ずつ。
●作り方
1)米は研いで1時間ほど水に浸しておく。
2)ミズダコをひとつかみの塩で揉んで水で流してぬめりを取る。
3)炊飯器に米と水、調味料、食べやすい大きさにぶつ切りにしたミズタコを入れる。
4)炊飯器で炊き上がったらよくまぜて出来上がり。

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