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割と簡単に釣れてしまったマボロシのシロアマダイ。 【レシピ- 船厨】

 この前、ボートで釣りをしていたらシロアマダイが釣れました。釣り人の間では「幻の魚」などと言われていますが、実際のところどうなんでしょうか。

 アマダイ自体、高級魚には違いありませんが、釣りとしてはそれほど難しい印象はありません。筆者のフィッシングフィールドでは、マダイを釣ろうとタイラバ(ルアーの一種)を使って釣りをしていると、時々普通のアマダイ(アカアマダイ)が釣れます。さらに時々の時々、シロアマダイが混じります。
 「幻のシロアマダイが釣れました!」とよく耳にする通り、けっこうな釣果があるようなので「幻」との冠詞については疑いたくなるってモンです。

 また、筆者にとってはアマダイは狙って釣るものではなく、マダイを狙っているときに釣れてしまうゲームフィッシュです。それでも、そこは高級魚。かなり美味いんです。もちろんお持ち帰りで、食べます。

 アマダイは焼き魚の素材として最高峰と言われたりしますが、この日は、敬愛する栗原はるみさんのレシピを参考にその「幻」のシロアマダイをカルパッチョ風にして楽しみました。ちょっとチーズを使いすぎた感がありましたが、やはり美味い!そんなタイミングはめったにないかもしれませんが、おもてなし料理としても活躍しそうです。

 それと、皿に盛るときに一切れだけ、ワサビ醤油でつまみ食いをしたのですが、これも腰を抜かすほど美味い。文字通り、甘味でいっぱいです。このとき釣れたシロアマダイは冷蔵庫で2日ほど寝かせておいたのです。
 今度釣れたら、刺身にします。

アマダイのカルパッチョ風

■材料
アマダイ1尾、塩・粗挽き胡椒各少々、白ワインビネガー大さじ2、オリーブオイル大さじ1〜2、パルメザンチーズ適宜、ハーブ(クレソンやバジルなど)
■作り方
1)アマダイは鱗を取り、3枚におろす
2)腹骨を腹膜といっしょに切り離す
3)血合い骨を骨抜きで取る(刺身の冊と同じ)
4)ボールに氷水を用意し、皿に皮を上にして置いた甘鯛の身に熱湯をサッとかけ、すぐに氷水に入れる
5)4の水気をキッチンペーパーでよく拭き取り、薄切りにする
6)皿にハーブを敷き、5を並べ、塩胡椒をしてからワインビネガーとオリーブオイルを回しかけ、パルメザンチーズをかける

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