みなさんが教えてくれた素敵な『#エンジンがかかった瞬間』のご紹介
こんにちは、「ヤマハ発動機 | 海の時間です。」編集部です。
現在開催中の投稿コンテスト、「#エンジンがかかった瞬間」。
4ヶ月前にも1回コンテストを実施しているのですが、その時よりも一層多くの方にご参加いただき、現在、2,200件を超えるご応募をいただいております。
日々投稿される作品の多さにびっくりしながら、そしてワクワクしながら拝見しております。
私達は、バイクなどの乗り物を中心とした製品を製造・販売している会社です。
ご存知ない方が多いかもしれませんが、実はバイク以外にもエンジンを使った製品をたくさん扱っています。ボートを動かす、バイクを動かす、発電機を動かす…製品に命を吹き込むのがエンジン。私達にとっては、馴染み深い言葉です。
なので今回、コンテストのお題を考える中でエンジンという単語が出てきたのは、ごく自然なことでした。
一般的には、エンジンそのものには馴染みがないという方が多いかもしれません。ですが、心のエンジンを通じて、皆さんとちょっとでも繋がれたら嬉しいなと思い、このテーマにしました。
今では、このテーマにして本当に良かったと思っています。
というのも、皆さんの作品を通して本当に色々な種類のエンジンに出会えているからです。
熱中できる趣味などが日々の強力なエンジン(原動力)になっていることもあれば、急に思い立って『エンジンをかけてみよう!』とかけてみることもある。
そして、自覚はなかったけど、実はずーっと静かにかかっていたようなエンジンもある。
こんな多様なエンジンが世の中にあるなんて!
皆さんと様々なエンジンを共有できていることに嬉しさを感じています。
本日は、まだコンテスト期間の途中ですが、そんな素敵な投稿の一部をご紹介させていただきます。
※実際のコンテスト選考とは無関係となります。ご了承ください。
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やる気不要論 | 竹遊亭田楽さん
『お題に対してなかなかインパクトのあるタイトルだなぁ…』とちょっと身構えたのですが、読み進んでいけばいくほど、腑に落ちること、気付かされることが多い文章でした。
文中に書かれているような『どうやる気を出すか?』という言葉に加えて、『君の好きなことをやろう!!!』『やりたいことをやろう!!!』のような言葉も、最近目にすることも多くなった気がします。
でも、本当に好きなこととかやりたいことって、『よし!やるぞ!』と思うものではなく、気づいたらやってた、ということばかりですよね。
やる気を出そう出そうとして、逆になんかちょっと嫌いになっちゃった、という経験もあったなぁと、読んでいてふと思い出したりもしました。
『やる気』を出すために『やらん気』をなくす。
手帳にメモさせていただきました。
自分の殻をちょっと破ったら受けとめられて、いまの私 | なべともさん
エンジンをかけるといえば、何か大きな目標があったり、大きな原動力があったりしてのことだと私は考えがちでした。
でも、この作品に書かれているような、ふとした瞬間に不意にかかるようなエンジン、言い換えれば、『ちょっとの勇気』とも言えるようなことが、大きな転機につながることもありますよね。
忘れがちだけど私にも絶対そんな瞬間はあったなぁ、と気付かされる文章でした。
きっとなべともさんは、日々のちょっと勇気を出したほうがいい瞬間にたくさん気づける人なんだろうなぁと勝手に想像しています。
ちょっと遠慮してしまうようなそんな瞬間に、この文章を思い出したいなと思いました。
【惰話】エンジンを止めた時こそエンジンがかかる時と言う話 | no-oneさん
ヨットの最高の瞬間を描いていただいたのがこちらの文章ですが、
いやー、もう、『わかる!!!』と思うことばっかりでした。
そうなんですよね。バーン!なんですよね。それ以外表現できないですよね。わかります。
エンジンを使わないで風を動力として走るヨット。エンジンの音を消して海の声を聞きながら、自然と一体となって自由に海の上を駆け巡る感覚といったらもう…。“風神様、ヒャッハーーッ!”ですよね。ホント。
また、細かいところなのですが、私は船の良さを説明するときに専門用語をつかっちゃって、『なにそれ?』って顔をされちゃうときがあるんですけど、no-oneさんもそういったご経験があるのか、とても丁寧にワードの説明を挟まれていて、『そうか!こうすればもっと伝わるのか!』と勝手に勉強になっていました(笑)
『海での時間のこんな楽しさは、もっと多くの人に伝えなきゃ!』と私も改めてエンジンがかかった文章でした。
恩 師 の 背 中 と い う 道 標 | ち あ きさん
『エンジンをかけてくれた言葉』と聞くと、私は、発破をかけられたり、これまでの価値観を揺さぶられたりするような、強い言葉をイメージしていました。
でも、こちらの作品に描かれているのは、ずーっと心のなかで静かにエンジンをかけてくれるような、そんな優しい言葉でした。
言葉自体が強いメッセージ性を持っていて、誰が言っても胸に響く、言葉もあると思います。
でも、この作品で描かれている恩師のような、本当に好きな人が言うからこそ心に響く、エンジンをかけてくれる、そういう言葉もありますよね。
ちょっと恥ずかしくてここには書けませんが、私も昔の担任の先生の言葉をふと思い出して『意識してなかったけど、今の私があるのも、ほんのちょっとだけあの人の言葉のおかげかもしれないな』と、懐かしくなりました。
『エンジン』 | 匿名Jリーガー【Football Player】さん
スポーツ選手や、アイドル、俳優、声優、歌手、などなど…誰かのファンである人は多いのではないかと思います。
その応援している人に『みなさんのおかげです、ありがとうございます』って言われるたびに『ありがとうはこっちのセリフだよ!!!泣かすなよ!ばか!(泣)』と思う経験は誰しもあると勝手に思っているのですが、この文章ではっきりと『アスリートにとってのエンジンは応援である』と書いていただいていて、もうこれ以外の表現が見つからないのですが、ぐっと来ました。
これからも好きな人を、自信を持って応援しよう!と思えましたし、有名人と言われる人だけでなく、身近な友達の挑戦にだって、遠慮することなく応援したいなとも思いました。身近であればあるほど、ちょっとはずかしいですけど…(笑)
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ほんの一部ですが、素敵な作品をご紹介させていただきました。
応募締め切りは、2022年1月5日(水)23:59 です。
今年一年の振り返りや、来年の目標を考えるときにもちょうどいいお題かもしれない、と、手前味噌ながら思っていますので、ご参加いただければ嬉しいです。
それでは皆さん、良いお年を。
投稿コンテスト「#エンジンがかかった瞬間」の詳細はこちら。
あ!そうだ!
すみません、特別枠をご紹介させてください。
もう、審査員の皆さんの投稿も本当に素敵で…
自分たちでご依頼しておいて、ここで褒めちぎるのもちょっと自画自賛っぽいので感想は割愛しますが、こちらも是非御覧ください。