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海の博物誌

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自然科学、人物、海の生き物、乗り物、文化と歴史、記録……。海にまつわるあらゆる事柄について取り上げるショートコラムです。
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記事一覧

航海に欠かせない水路図誌 【海の博物誌】

 船舶が航海や停泊するためになくてはならない物の一つに、「水路図誌」があります。いわば、…

Oh, Blazer ! 【海の博物誌】

 スポーツ選手の移動時のユニフォームであったり、中高生の制服であったり、いろいろな使われ…

七つの海は七色の海 【海の博物誌】

 日本近海を流れる海流のうち、「黒潮」は親潮に比べてプランクトンが少ないので、透明度が高…

渦を生む、時速19kmの水の流れ 【海の博物誌】

 カナダのブリティッシュコロンビア州・キャンベルリバーは、北米大陸とバンクーバー島、また…

ときどき、一時、朝のうち。ややこしくも楽しい気象用語 【海の博物誌】

 天気予報の用語は、「今日はくもり“ときどき”雨でしょう」とか「くもり“一時”雨」「くも…

“海里”は地球の寸法を基にした単位 【海の博物誌】

 陸上で一般に使われている距離の単位・メートルは、“光が真空中で299,792,458分の1秒間に伝…

政府が認可している由緒あるクラブ旗も 【海の博物誌】

 ヨットやプレジャーボートは、大きさや用途からすると個人のもの、あるいはスポーツ用というイメージが強いのですが、機能や法律などの面では軍艦や商船と同じ船舶として扱われます。従って、航行するときも停泊中でも、一般の船舶と同様のルールを守らなくてはならないケースが多々あります。  信号旗に関しても、船舶旗をはじめ一般船舶と共通の信号旗を使うことになっています。ただし、ヨットレースの場合は例外で、いくつかの信号旗に国際信号とは別の意味を持たせて使います。また、ヨット特有の旗もあっ

船に掲げられる旗にはいろいろな意味があります。 【海の博物誌】

 軍艦、商船、漁船、プレジャーボートなどの種類を問わず、外洋を航行する船には様々な旗を掲…

船長はサバイバルに強い!【海の博物誌】

 アメリカの軍隊の『サバイバル・マニュアル』は、遭難したときの心得として「必ず生還するの…

船籍の始まりはワイン輸送の独占から 【海の博物誌】

 船籍とは船の国籍、いわば戸籍のようなものです。通常、機関を有する船にはすべて、プレジャ…

なぜ海流が発生するのか、なんて考えたことありますか? 【海の博物誌】

 海流——。海の水はなぜ流れるのか。とてもミステリアスでロマンチックなテーマであるにも関…

人を助けてくれるイルカも虫の居所が悪いときがあります。 【海の博物誌】

 海の生物の中でも絶大な人気を誇るイルカ。頭が良く、人なつっこいため、「船乗りとイルカの…

アマゾンの200倍もの水量が流れる、世界第二位の海流 「黒潮」 【海の博物誌】 

 日本の遙か南、台湾の東あたりから沖縄の西を通り、本州の太平洋岸沖を北上する「黒潮」。水…