マガジンのカバー画像

海の道具

66
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
運営しているクリエイター

#海での時間

水も漏らさぬタフな奴、その名はハッチ。 【海の道具】

 「ハッチ」は日本語では“艙口”というほぼ船専用の漢字があてられます。“そうこう”とか“…

代わりのきかない存在〜ウインチハンドル 【海の道具】

 特殊なマリンアクセサリーの話で申し訳ない、と、あらかじめお断りしておきます。今回はウイ…

バッテリーの食堂〜バッテリーチャージャー 【海の道具】

 バッテリーチャージャーを常備している一般家庭って、世の中にどれぐらいあるでしょうか。そ…

いつになったら出番はやってくるのだろうか。 【海の道具】

 ビッグゲーム(カジキなどの大魚)フィッシングを楽しむボートに乗り込むと、片隅に少年野球…

フネで使う落下傘- シーアンカー 【海の道具】

 手元にある辞典には、シーアンカーとは、「荒天で航行が困難になった船舶が横波を避けて漂泊…

滑らないようで滑る話 【海の道具】

 果たしてどれくらいの人が、なぜデッキシューズがデッキシューズと呼ばれているかを知ってい…

乗り物酔いをツボで乗り切る! 【海の道具】

 酒とおのれ以外に酔ったことはない!と言い切る我が身(筆者)としては、乗り物酔いの苦しさとは無縁だと思っていました。ところが先日の釣行でボートに乗り、デッキに腰掛け、絡まった釣り糸をほぐし続けているうちに、何だか目が回り始めて胸がむかむかしてきました。むむっ、これが世にいう船酔いというやつか? と思った辺りで、幸いにも船がマリーナに着いたので事なきを得ました。あと少し走り続けていたら、きっと船べりにしがみついて、胃からコマセを撒いていたに違いありません。  前日の深夜に及ぶ鯨

偏光はいいけど、偏見はだめですよ。 【海の道具】

 海の上では、サングラスはなくてはならないアイテムの一つです。ファッション的な意味合いよ…

何でも受け入れてくれる寛大な竿立て。 【海の道具】

 釣竿という物、当たり前のようにボートに持ち込まれる製品ではありますが、実は相性はそれほ…

休みなく働いてくれる陰の功労者 【海の道具】

 ボートにおいてポンプはとても馴染みあるマシンです。デッキを洗うために海水をくみ上げて散…

レスキューリング。ボートでも使えたらいいのにな。 【海の道具】

 レスキュースリングは和訳すると「救助用吊りベルト」のことで、つまりは、船外に落ちた人を…

機能とデザインを意識した粋なレール 【海の道具】

 ボートをよく見てみると、あちらこちらにレールが張り巡らされていることに気づきます。特に…

「ホーン」よ今夜もありがとう 【海の道具】

 車ではクラクションと呼ばれますが、船の場合は汽笛と呼び、少しロマンチックな雰囲気になり…

マリン専用防錆潤滑剤。機能てんこ盛りです 【海の道具】

 マリン用品といったら海水対策、と言えるくらい、海で使う道具に塩水は鬼門です。錆びさせてみたり、そうかと思えば固着させたりもします。一度そうなるとなかなか厄介です。厄介だけど放っておけば、必ず塩は付着します。  それらを防御するために防錆潤滑剤というケミカル剤が活躍するわけですが、マリン用品としての専用防錆潤滑剤は一般用と違って多機能性を持っています。  先ずは当然ながら、防錆効果が強化されています。これはもう最低限必須機能ですが、海水に晒され、四六時中潮風が吹き付ける場所