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海の博物誌

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自然科学、人物、海の生き物、乗り物、文化と歴史、記録……。海にまつわるあらゆる事柄について取り上げるショートコラムです。
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記事一覧

「至高の銀杯」のお値段 【海の博物誌】

 どんなレースでもスピードを競い、順位を争うこと自体が楽しいものですが、勝者に与えられる…

眠る魚と眠らない魚 【海の博物誌】

 世界の魚は約4万種類。日本近海にはそのうち2000種がいて、食用として市場に出るのは150種…

航海に欠かせない水路図誌 【海の博物誌】

 船舶が航海や停泊するためになくてはならない物の一つに、「水路図誌」があります。いわば、…

Oh, Blazer ! 【海の博物誌】

 スポーツ選手の移動時のユニフォームであったり、中高生の制服であったり、いろいろな使われ…

七つの海は七色の海 【海の博物誌】

 日本近海を流れる海流のうち、「黒潮」は親潮に比べてプランクトンが少ないので、透明度が高…

渦を生む、時速19kmの水の流れ 【海の博物誌】

 カナダのブリティッシュコロンビア州・キャンベルリバーは、北米大陸とバンクーバー島、また…

ときどき、一時、朝のうち。ややこしくも楽しい気象用語 【海の博物誌】

 天気予報の用語は、「今日はくもり“ときどき”雨でしょう」とか「くもり“一時”雨」「くもり“のち”雨」などと大変まぎらわしく、わかりにくい。普通は言葉の響きからなんとなくイメージしていることがほとんどだろうから、その解釈は人によって異なります。ところがそれぞれの言葉の使い方には、それなりに法則があるようです。  たとえば、「ときどき」は1日の4分の1以上2分の1未満、「一時」は4分の1未満、「のち」は後半が雨、という意味。  また、天気予報で「今日」というと、その日の「日

“海里”は地球の寸法を基にした単位 【海の博物誌】

 陸上で一般に使われている距離の単位・メートルは、“光が真空中で299,792,458分の1秒間に伝…

政府が認可している由緒あるクラブ旗も 【海の博物誌】

 ヨットやプレジャーボートは、大きさや用途からすると個人のもの、あるいはスポーツ用という…

船に掲げられる旗にはいろいろな意味があります。 【海の博物誌】

 軍艦、商船、漁船、プレジャーボートなどの種類を問わず、外洋を航行する船には様々な旗を掲…

船長はサバイバルに強い!【海の博物誌】

 アメリカの軍隊の『サバイバル・マニュアル』は、遭難したときの心得として「必ず生還するの…

船籍の始まりはワイン輸送の独占から 【海の博物誌】

 船籍とは船の国籍、いわば戸籍のようなものです。通常、機関を有する船にはすべて、プレジャ…

なぜ海流が発生するのか、なんて考えたことありますか? 【海の博物誌】

 海流——。海の水はなぜ流れるのか。とてもミステリアスでロマンチックなテーマであるにも関…

人を助けてくれるイルカも虫の居所が悪いときがあります。 【海の博物誌】

 海の生物の中でも絶大な人気を誇るイルカ。頭が良く、人なつっこいため、「船乗りとイルカの間に友情や信頼関係ができた」といった伝説が多いようです。大昔の話はなかなか確かめようがありませんが、その裏付けになりそうな出来事は近年になっても聞こえてきます。  1988年11月、インドネシアのタンカーがジャワ島沖で高波を受けて転覆してしまいました。14人いた乗組員のうち2人が救命胴衣を頼りに漂流していると、イルカが周りを囲んでつっついたり、押したりしながら、近くの島まで案内したという