ようするに、いわゆる「カッパ」のことなんですが。 【海の道具】
「オイルスキン」というウェアの名前をごぞんじですか? 海の世界、特にヨットマンたちの多くは、防水ウエア、つまり「カッパ」のことをそう呼びます。
その昔は、油を染みこませた綿織物を使って防水していたことが、その語源なのですが、古めかしいその呼び名が、なんともシーマンの心をくすぐります。 もちろん現代は、合成繊維オンパレードで、軽くて蒸れない素材を使った高機能な防水ウェアがたくさん売られています。懐古主義のシーマンも、さすがに油布製オイルスキンなんて羽織っていません。