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キャビンの棚

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海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
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記事一覧

ひとを再生させる灯台。 【キャビンの棚】

 Oc W 8s 29m 8M  (単明暗白光 明6秒暗2秒 灯高29m 光達距離8海里)  この灯台…

「僕の愛は、海より深い」と真顔で言ってみる。 【キャビンの棚】

 海という言葉は、「広さ」や「深さ」を表すときによく使われます。かつては調子に乗った海の…

魔法にかかった島々の、ミステリー。 【キャビンの棚】

 副題が英語で「THE BEAGLE IN THE GALAPAGOS」となっています。そう、あの進化論のチャール…

緊張感を楽しみつつ、それを解消したいですね。 【キャビンの棚】

 拙子がはじめてフネ(ヨットでした)で海に出たときに、とても世話になった教本があります。…

必ず海からやってくる─ ゴジラに襲われるとは縁起がいい。 【キャビンの棚】

 「生誕70周年記念」という景気づけで公開中の『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』が日米で絶賛大…

ピアノの旋律に乗り、世界の海をクルーズ 【キャビンの棚】

 フランスのブルターニュ地方の海岸線は「コート・ソバージュ」(野性の海岸)と呼ばれます。…

海から生まれたアンチヒーロー文化 【キャビンの棚】

 現代の日本はもちろん「海賊」などとはまったく身近に縁のない存在です。あるのは、漫画・アニメの『ONE PIECE』とか、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』など創作の世界のロマンです。『宝島』のジョン・シルバー、『ピーターパン』のフック船長、バリエーションとして『海底二万里』のネモ船長ら数えればキリがありません。昨今では、生まじめ一辺倒の正義漢よりアンチヒーローの方が人気がある傾向なので、読者の皆さんの中にもマイ・ボートのキャビンの棚に海賊旗(ジョリー・ロジャー)を忍ばせて

世界で最も美しい海の詩かもしれない。 【キャビンの棚】 

 ジョニー・マンデルは、元々はジャズのトランペット、トロンボーン奏者でしたが、1965年に制…

“海が好き”を自負しながら、どれだけ海を知っているのか。 【キャビンの棚】

 私たちボート乗りのお楽しみのゲレンデ、海。とくに沖縄辺りにくり出して、白い砂浜から続く…

未練がましく、チック・コリアで夏にすがる。 【キャビンの棚】

 残暑すらなくなりました。秋が深まっていきます。あまりの暑さに悪態をついていた日々が懐か…

物語の面白さだけでなく、海言葉に興味津々。 【キャビンの棚】

 ボートやヨットのキャビンの棚というやつにはさまざまな物が押し込まれています。予備に取り…

“海の灯りを守る”ということの美しさ。 【キャビンの棚】

 灯台は海を象徴する代表的なアイコンです。そんな灯台の魅力を発信する「灯台どうだい?」と…

雲を眺めて天気を予測できますか? 【キャビンの棚】

 5年も前のことです。平成30(2018)年12月20日、外国の駆逐艦から、海上自衛隊の哨戒機が火…

人生を変える、大魚との出会い。 【キャビンの棚】

 ロンドンの郊外にある銀行の支店長である主人公は、妻とともにインド洋に浮かぶモーリシャスにやってきます。成績優秀であることへの銀行からのご褒美バカンスです。そのモーリシャスで彼は、ある男から釣りに誘われます。彼は、それまで海で釣りなどしたことはありませんでした。それでも、悩んだ末に意を決し、世間体を気にしてばかりで、何かと口うるさく、主人公の尻を叩く妻には内緒で、旅の最後の日にボートで海に出ることにしました。  その釣行で彼は、モーリシャスの漁師たちから「帝王」と呼ばれる巨