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キャビンの棚

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海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
運営しているクリエイター

#本

夏なのに暑苦しい話かもしれませんが、素敵なセーターの物語。

 「ガンジー」というセーターをご存知ですか? 英国の厳しい海で生きてきた漁師たちが古くか…

忙しそうだね、少し休んでみないか? 「オーパ!」 【キャビンの棚】

 釣り人であり、旅人である写真家がいました。彼が釣り竿とカメラを抱えて旅に出る際、必ず携…

ハワイの波とともに生きた若きサーファーたちの物語「波乗りの島」 【キャビンの棚】

 常夏の楽園、ハワイを舞台に、波乗りたちの喜びや悲しみを描いた「波乗りの島」(1979)。青…

房総半島の海洋ロマン。黒潮に挑む漁師を描く「海」 【キャビンの棚】

 いくつになっても、見知らぬものにふれた海の時間は刺激的なものです。はじめて見つけた海の…

シャーロック・ホームズ 生みの親の航海 「ドイル傑作集II―海洋奇談編―」 【キャビ…

 名探偵シャーロック・ホームズの生みの親、英国の作家コナン・ドイルは、船医として捕鯨船に…

過酷な海で過ごした、かけがえのない人生の一瞬 「青春」 【キャビンの棚】

 かつて「大英帝国」として7つの海を制したイギリスには、「ロビンソン・クルーソー」や「ガ…

海の冒険やロマンに導く読書のベストガイド 「世界の海洋文学・総解説」 【キャビンの棚】

 「作者が海の作家として優れているかどうかは、どれだけ海のことをよく知っているかであり、作品の中から真実を伴った潮の香りを伝えてくれるかです」  フランス出身の航海士でベストセラー作家でもあるA・ジェルボーの言葉です。彼は20世紀初頭に200冊の海洋文学書物を携え、世界一周の航海をした逸話を持つ愛書家としても知られています。  彼の言葉にある「潮の香り」を作品に求めること自体が海洋文学の伝統的な楽しみ方の一つなのでしょう。まだ海洋文学にあまり馴染みのないという方には、もしか

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世界で読み継がれる釣り人のバイブル「釣魚大全」 【キャビンの棚】

 「釣魚大全」を改めて読み直すと、親しみのある独特の仰々しさを何かで経験したことがある、…

海に愛を注ぐともらえる感動があります 「すばらしいとき」 【キャビンの棚】

ペノブスコット湾の水面に岩勝ちのみぎわをみせる小島のつらなりの上で、みてごらん、世界のと…

井伏文学の出発点「山椒魚」【キャビンの棚】

 鱒(ます)の字は「魚」を「尊」ぶと書きます。鱒という字を当てた筆名をもつ、明治生まれの…