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Tadamiの絵日記(風)

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マリンイラストレーターTadamiが「海の時間です。」に描き下ろすマリンワールドをお楽しみください。
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#ヤマハ発動機

Season's Greetings! 良い年末を。 【Tadamiの絵日記(風)】

 街やマリーナのクリスマスイルミネーションが美しい季節になりました。今年も残すところ3週…

クジラがやってきました。 【Tadamiの絵日記(風)】

 6月に入ってから、相模湾にクジラの群れがやってきたと知らせがありました。マッコウクジラ…

春の大潮の楽しみ。 【Tadamiの絵日記(風)】

 春の大潮は潮干狩りの最盛期。本来は旧暦の3月3日にイベントとして潮干狩りを行うところが多…

海の中から、あけましておめでとうございます。【Tadamiの絵日記(風)】

 あけましておめでとうございます。  日本の亀は古くから“縁起の良い生き物”としてありが…

師走の海で。すべての人たちに良いときが訪れますように。 【Tadamiの絵日記(風)】

巷では「今年は秋がなかった」なんていう恨み節が聞かれます。関東地方では、11月の始め、あま…

秋の夜長。海と本。 【Tadamiの絵日記(風)】

旧暦では9月を「長月」と呼びます。夜の長い秋を夜長月といい、それが略されたという説もあり…

星空の下で波に身を委ねる楽しみ。 【Tadamiの絵日記(風)】

7月7日は言わずとしれた「七夕」です。中国のお祭りが期限ですが、日本では織姫と彦星の恋物語の伝説で有名ですね。ところが、現在の暦では、七夕の日は沖縄と北海道を除く日本は梅雨のただなか。実をいうと、晴れて星が現れる確立は極めて低い。織姫と彦星は一年にいちどどころか、5年に一度会うのがせいぜいといったところなのです。それでも、夜空に淡い光の帯を浮かび上がらせる「天の川」は夏と冬によく見えます。夜空の下に船を浮かべて星を眺めるのは最高です。夜間航行が不慣れならば、マリーナや港に船を

夏が待ち遠しい、このごろ 【Tadamiの絵日記(風)】

 僕は小さなボートを日本国内の3カ所に3隻持っていて、東京の住まいの近く、広島、そして西表…

初日の出はご覧になりましたか? 【Tadamiの絵日記(風)】

皆さま、あけましておめでとうございます。 さて、初日の出を拝むのは、おおむかしの太陽信仰…

水に映る紅葉が美しい季節を迎えます【Tadamiの絵日記(風)】

 これまでに目にしてきた国内外の静かな水辺の風景に、紅葉の季節を重ね合わせてイメージして…

シイラ釣りは夏の風物詩 【Tadamiの絵日記(風)】

 シイラって魚はホントに面白いです。夏になると沖にできた潮目や、潮目に集まる流木やゴミな…

海に棚引く鯉のぼりへの願い 【Tadamiの絵日記(風)】

鯉のぼり。もともとは江戸時代に武家ではじまった端午の節句の風習です。人々は男児の健康な成…

サンマ・パーティ&クルーズ! 【Tadamiの絵日記(風)】

 秋の味覚の代表格「秋刀魚=サンマ」。新鮮なサンマをクーラーボックスにいれて、近くの島ま…

ヘミングウェイに捧げる 【Tadamiの絵日記(風)】

「小学生3年のとき、映画館で「老人と海」を観ました。それまでハゼ釣りくらいしかやったことがなかった僕にとっては、カジキが水面を割って飛び出すジャンプと鮫に食われて骨だけになった姿が強烈に印象に残りました。手釣りでのカジキとのファイトや、釣った鯵をナイフで切ってそのまま食うシーンも刺激的でした。3年前にキューバを訪れました。ヘミングウェイが暮らしていたフィンカビヒア(白亜の家)や、庭に展示されている彼の愛艇「PILAR」も観てきました。そのときハバナの街中で釣ってきたばかりのキ