ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の…

ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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マガジン

  • 海の道具

    マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。

  • キャビンの棚

    海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

  • Tadamiの絵日記(風)

    マリンイラストレーターTadamiが「海の時間です。」に描き下ろすマリンワールドをお楽しみください。

  • We are Sailing! -セーリングの世界

    世界のトップを目指すヤマハセーリングチームの広報スタッフより、チームの活動から、ヨットの魅力や競技のみどころまで、様々なトピックスを初心者の方にもわかりやすくご紹介していきます。

  • ヤマハマリンクラブ・シースタイル

    ヤマハ発動機が運営する会員制レンタルボートクラブのマガジンです。海での様々な遊び方や全国のマリーナ情報など、海をより楽しむ情報を発信していきます!

海の道具

マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。

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フネで使う落下傘- シーアンカー 【海の道具】

 手元にある辞典には、シーアンカーとは、「荒天で航行が困難になった船舶が横波を避けて漂泊するため、船首から海中に投じる帆布製の凧のような船具」とあります。  なにやら薄ら寒い状況を頭に描いてしまうところですが、実際に今、日本近海でシーアンカーを積んで、使っている船は沢山あるはずです。でも、どの船も決して切羽詰った状況とは程遠く、暢気に釣り糸を垂れている場合がほとんどだと思われます。  なぜか。それは、シーアンカーの特性をボートフィッシングに活かしているからです。  

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滑らないようで滑る話 【海の道具】

 果たしてどれくらいの人が、なぜデッキシューズがデッキシューズと呼ばれているかを知っているでしょうか。 甲板=デッキを歩くのに適しているからデッキシューズなのです。当たり前ですね。  では、どんなところがデッキを歩くのに適しているのか。  まずはその靴底の形状を語れなければ、マリンの通人と胸は張れません。一見、ただの平面に見えるのですが、反らせてみるとカミソリで無数の切れ込みを入れたような独特のソールであることに気づきます。この独特のソールを持ったデッキシューズは、1935

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乗り物酔いをツボで乗り切る! 【海の道具】

 酒とおのれ以外に酔ったことはない!と言い切る我が身(筆者)としては、乗り物酔いの苦しさとは無縁だと思っていました。ところが先日の釣行でボートに乗り、デッキに腰掛け、絡まった釣り糸をほぐし続けているうちに、何だか目が回り始めて胸がむかむかしてきました。むむっ、これが世にいう船酔いというやつか? と思った辺りで、幸いにも船がマリーナに着いたので事なきを得ました。あと少し走り続けていたら、きっと船べりにしがみついて、胃からコマセを撒いていたに違いありません。  前日の深夜に及ぶ鯨

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偏光はいいけど、偏見はだめですよ。 【海の道具】

 海の上では、サングラスはなくてはならないアイテムの一つです。ファッション的な意味合いよりも、実務上求められるアクセサリーといえます。  晴天時に裸眼で海をみていると、太陽光が海面に乱反射し、キラキラ輝いて綺麗ではあるけれど眩しいことこの上ありません。ドライバーともなれば視界を遮られて、海面の浮遊物などを見落とすことにも繋がり、危険でさえあります。  さて、このサングラスというもの、ただ色が濃ければ眩しくない、といった単純なものではなく、眩しいか眩しくないかは、レンズを

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キャビンの棚

海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

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ピアノの旋律に乗り、世界の海をクルーズ 【キャビンの棚】

 フランスのブルターニュ地方の海岸線は「コート・ソバージュ」(野性の海岸)と呼ばれます。複雑に入り組んだ海岸のところどころに情緒ある小さな漁港が点在していますが、フランスの代表的なリゾートエリアでもあり、人々は海の恵みで舌を喜ばせ、また、ボーティングやセーリングを愉しんでいます。その一方、冬になると西からの強い風に吹き付けられ、厳しい自然にさらされます。  ディディエ・スキバンはそんなブルターニュに生まれたピアニスト。本人が言うように、彼の創作のインスピレーションはブルター

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海から生まれたアンチヒーロー文化 【キャビンの棚】

 現代の日本はもちろん「海賊」などとはまったく身近に縁のない存在です。あるのは、漫画・アニメの『ONE PIECE』とか、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』など創作の世界のロマンです。『宝島』のジョン・シルバー、『ピーターパン』のフック船長、バリエーションとして『海底二万里』のネモ船長ら数えればキリがありません。昨今では、生まじめ一辺倒の正義漢よりアンチヒーローの方が人気がある傾向なので、読者の皆さんの中にもマイ・ボートのキャビンの棚に海賊旗(ジョリー・ロジャー)を忍ばせて

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世界で最も美しい海の詩かもしれない。 【キャビンの棚】 

 ジョニー・マンデルは、元々はジャズのトランペット、トロンボーン奏者でしたが、1965年に制作された映画「いそしぎ」(主演はエリザベス・テーラー)の主題歌「THE SHADOW OF YOUR SMILE」の作曲家としての方が有名かもしれません。それでも、そんなマンデルの最大の功労は、ビル・エヴァンスが残した一枚のアルバム「I WILL SAY GOODBYE」の3曲目に収められた「SEASCAPE」を書いたことではないかと勝手に思っています。  人生を歩む上で、人は、なぜ

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“海が好き”を自負しながら、どれだけ海を知っているのか。 【キャビンの棚】

 私たちボート乗りのお楽しみのゲレンデ、海。とくに沖縄辺りにくり出して、白い砂浜から続く青い海と青い空の境目が溶け込んだグラデーションを見たりしたら、この美しい海はずっと守っていかなきゃなんないなと、水の惑星に住む者として思いを新たにします。  とはいうものの、自分はどれだけ海のことを知っているのだろうか、という忸怩たる思いも持ってきました。そんな折、東京・上野の国立科学博物館で特別展「海」が開催されていることに気が付いて、行ってきました。今回のテーマは「生命のみなもと」と

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Tadamiの絵日記(風)

マリンイラストレーターTadamiが「海の時間です。」に描き下ろすマリンワールドをお楽しみください。

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師走の海で。すべての人たちに良いときが訪れますように。 【Tadamiの絵日記(風)】

巷では「今年は秋がなかった」なんていう恨み節が聞かれます。関東地方では、11月の始め、あまりにも厚くてTシャツと短パンで過ごしていたと思ったら、あっという間にダウンジャケットが恋しい朝を迎えることになったり。確かに、短い秋だったように思います。皆さんにとって2023年はどのような年だったでしょうか。忙しい時季を迎えましたが、海での思い出という素敵なプレゼントを受け取って、2024年にと繋げていきたいですね。

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秋の夜長。海と本。 【Tadamiの絵日記(風)】

旧暦では9月を「長月」と呼びます。夜の長い秋を夜長月といい、それが略されたという説もあります。とにかく秋分の日を過ぎると、昼よりも夜の方が長くなっていくのです。日本では一般的に爽やかな季節とされていて、虫の声を聴いたり、月を愛でたりと、日本人は古くからそんな秋の長い夜を楽しんできました。 週末の夜、愛艇に愛読書を持ち込むのもいいですね。私だったらセールバッグに「老人の海」もしくは「白鯨」を入れていきます。これまで何度も読み返してきた、海の愛読書です。

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星空の下で波に身を委ねる楽しみ。 【Tadamiの絵日記(風)】

7月7日は言わずとしれた「七夕」です。中国のお祭りが期限ですが、日本では織姫と彦星の恋物語の伝説で有名ですね。ところが、現在の暦では、七夕の日は沖縄と北海道を除く日本は梅雨のただなか。実をいうと、晴れて星が現れる確立は極めて低い。織姫と彦星は一年にいちどどころか、5年に一度会うのがせいぜいといったところなのです。それでも、夜空に淡い光の帯を浮かび上がらせる「天の川」は夏と冬によく見えます。夜空の下に船を浮かべて星を眺めるのは最高です。夜間航行が不慣れならば、マリーナや港に船を

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夏が待ち遠しい、このごろ 【Tadamiの絵日記(風)】

 僕は小さなボートを日本国内の3カ所に3隻持っていて、東京の住まいの近く、広島、そして西表島に置いてあります。それぞれに魅力のある海を、それぞれのスタイルで楽しめるので、そうしているのですが、なかでも毎年、夏に休暇を取って西表島に行くのをとても楽しみにしています。  マングローブが茂る中をクルージングしたり、リーフの周りで魚を釣ったりと、南国の海を満喫するのです。初夏を迎える頃になると、そわそわし出します。  東京では満開を過ぎた桜が散り始め、夏の足音が遠くから聞こえ始めてい

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We are Sailing! -セーリングの世界

世界のトップを目指すヤマハセーリングチームの広報スタッフより、チームの活動から、ヨットの魅力や競技のみどころまで、様々なトピックスを初心者の方にもわかりやすくご紹介していきます。

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マルセイユへ、それぞれの道と思い。 【We are Sailing!】

 パリ大会(セーリング競技の会場はマルセイユ)への出場を目指すヤマハセーリングチームのセーラーたち。その選考対象となるレガッタは、2024年2月24日から3月3日にかけてスペインのパルマ(マヨルカ島)で開催される「470級世界選手権大会」、そして同じくパルマで3月29日から4月6日にかけて開催される「第53回プリンセスソフィア杯」の2本に絞られました(2023年12月2日時点)。  ヘルムスマンの髙山大智選手、磯崎哲也選手は、ともに前回の東京キャンペーン以降、プリンセスソフ

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ヤマハ発動機はおもしろいことをする会社です。 【We are Sailing! 】

 いよいよ来年の2月の終わりから、ヤマハセーリングチームの目標であるパリ大会の日本代表選考会が始まります。今回は、企業体であるヤマハ発動機株式会社が同チームをサポートする目的と意義について、チームリーダーである藤井茂さんに改めてお話を聞いてみることにしました。  「私たちが考える470プロジェクトの目標は大きく分けて2つあります。まずは“世界で戦える艇体の開発”、次に“世界で戦える選手の育成”です」(藤井/以下同)  ヤマハ発動機はモーターボートから漁船まで多様なFRPボ

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企業スポーツの“温かみ”から生まれる「感動」もある。 【We are Sailing】

 9月14日18時、ヤマハ発動機本社のマリン事業本部がある磐田市(静岡県)の社屋で、ヤマハセーリングチームの選手とヤマハ発動機社員の交流会が行われました。長い欧州遠征から帰国し、宮城県名取市の閖上ヨットハーバーで開催された全日本選手権大会に出場し、今シーズンのレース活動が一段落したチームを労おうと集まった社員で、会場の椅子は満席御礼となりました。会場には8月の世界選手権(オランダ)で3位に入った磯崎哲也/関友里恵が獲得した銅メダルや、そのとき着ていたユニフォームなどが展示され

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ふつうはビビる風のなかでも楽しめる精神力とスキルは魅力! 【We are Sailing!】

磯崎/関が世界選手権で銅メダル!  まずご報告です。4年に一度おこなわれる国際スポーツイベントのセーリング競技10種目の合同世界選手権「アリアンツ・2023 セーリング・ワールド・チャンピオンシップ」が8月11日から20日まで、オランダのハーグで開催され、470級に出場したヤマハセーリングチームの磯崎哲也と関友里恵のコンビが3位で銅メダルを獲得、見事、表彰台に立ちました!  磯崎/関は6位でメダルレース(上位10チームによる最終日に行われるレースでポイントが2倍になるため

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ヤマハマリンクラブ・シースタイル

ヤマハ発動機が運営する会員制レンタルボートクラブのマガジンです。海での様々な遊び方や全国のマリーナ情報など、海をより楽しむ情報を発信していきます!

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Sea-Style「水路を航く、船上時間」【ヤマハマリンクラブ・シースタイル】

 シースタイルでも人気の高い東京ベイエリアは関東圏でのご利用の方には馴染みのあるゲレンデではないでしょうか。特に水路巡りと湾奥での釣りが人気で、不思議なことに何度訪れても飽きない、魅力に溢れた水域です。 閘門から水路へ  今回は東京夢の島マリーナを拠点に運河を巡りながら羽田空港までのクルージング。マリーナを出港して新砂水門を抜け、まずはリバークルーズの定番である荒川ロックゲートに向かいます。この荒川ロックゲートは荒川と小名木川、隅田川へと抜ける水路を結んでいる閘門です。水

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Ses-Style「南の島の楽園クルージング」【ヤマハマリンクラブ・シースタイル】

目を細めるほどに輝いていた空が、ゆっくりと赤みを帯びてマジックアワーと呼ばれるこの時間になると、船上はドラマチックな景色の特等席となります。今回は沖縄・西海岸のシースタイルをご紹介します。   空港の喧噪を後にレンタカーで西海岸を北上すると、晴れた日にはマリンブルーとエメラルドグリーンに輝く海が出迎えてくれます。沖縄の珊瑚礁が作り出す海の景観は、観光客にとってはまさに楽園とも言える色彩の豊かな広がりを肌で感じることができます。  今回のホームポートはマリンランド・フィッシャ

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Sea-Style「那の津へ〜博多湾クルージングを楽しむ〜」【ヤマハマリンクラブ・シースタイル】

今回は福岡県・博多湾のシースタイルをご紹介します。 デイクルージングがベストの博多湾  福岡の海の玄関口である博多湾は、都会の景観が広がる一方で、湾口には玄界島や机島、宮浦など、豊かな自然の景色も楽しめるゲレンデです。  博多は「海域・土地博く、人・物産が多し」を由来とする九州最大の街。海と山の食材が豊富で、人情に溢れていると言われれば、頷く人も多いのではないでしょうか。  今回訪れた博多湾は東西が約20キロ、南北に約10キロという大きさ。シースタイルのボートを利用すれ

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Sea-Style「茅渟《ちぬ》の海を走り尽くせ」(ヤマハマリンクラブ・シースタイル)

今回は大阪湾のシースタイルをお届けします。 淡路島と紀淡海峡、明石海峡に囲まれた大阪湾。古くから豊穣の海として知られ、天下の台所を支えた海は、さまざまな海遊び方が楽しめるエリア。チヌ(黒鯛)の語源とも言われるこの海で、クルージングに釣りにとシースタイルの1日を楽しみました。 贅沢な時間をマルチに遊ぶなら大阪湾をチョイス!  今回訪れた『いずみさの関空マリーナ』は、関西国際空港の対岸に位置し、釣りで有名な『友ヶ島』や大阪湾のクルージングスポットになっている『あわじ交流の翼

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