ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の…

ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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マガジン

  • 毎月更新・海の壁紙

    ヤマハ発動機が世界中の水辺で撮りためてきた写真でつくったオリジナル壁紙です。毎月、1枚ずつ更新していきます。

  • 海の博物誌

    自然科学、人物、海の生き物、乗り物、文化と歴史、記録……。海にまつわるあらゆる事柄について取り上げるショートコラムです。

  • 船厨

    海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。

  • We are Sailing! -セーリングの世界

    世界のトップを目指すヤマハセーリングチームの広報スタッフより、チームの活動から、ヨットの魅力や競技のみどころまで、様々なトピックスを初心者の方にもわかりやすくご紹介していきます。

  • キャビンの棚

    海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

毎月更新・海の壁紙

ヤマハ発動機が世界中の水辺で撮りためてきた写真でつくったオリジナル壁紙です。毎月、1枚ずつ更新していきます。

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5月の壁紙- ボドルム(トルコ) 【海の壁紙】

 エーゲ海の南東岸に面するボドルムは、古城を中心に、リゾートホテル、賑やかなビーチ、ショッピングモールなどで賑わう魅力あふれた観光都市。近くには多くの島が浮かび、クルージングスポットに恵まれています。それら島々の美しい入り江は、陽が高くなると多くのチャーターボートで賑わいますが、早朝ならば静かで美しい海を独り占めできます。 ダウンロードはこちらから。

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4月の壁紙- ベイ・オブ・アイランズ(ニュージーランド) 【海の壁紙】

 ニュージーランドの北部に位置するベイ・オブ・アイランズは、まるで自然が生み出した“海のテーマパーク” のようで、海好きにとってはこの上ない素敵なエリア。湾のほぼ中央に浮かぶモトゥアロヒア島は、小湾とその反対側にできたラグーンがかたどる独特の地形が楽しいです。希少な鳥が生息する自然保護区域ですが、チャーターボートで訪れ、上陸することもできるそうです。 ダウンロードはこちらから。

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3月の壁紙- ピラン(スロベニア) 【海の壁紙】

古く白い建物、赤茶色の屋根。碧い海。2月でご紹介したクロアチアの風景に少し似ています。お隣の国、スロベニアのピランです。素敵な海を有するスロベニアですが海岸線の長さはとても短く、40数キロほどしかありません。ピランはその海岸線、アドリア海のトリエステ湾に突き出るようにして位置する、かわいらしい港町です。海辺にはオープンテラスを備えたレストランがたくさんあります。とてもご飯が美味しいところです。 ダウンロードはこちらから。

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2月の壁紙- ドゥヴロブニク(クロアチア) 【海の壁紙】

アドリア海に面したクロアチアの西岸は、ブルーウォーター派(レースよりもクルージングを主に楽しむ)のセーラーにとって憧れの地。古い要塞をベースに美しい港が点在しています。世界遺産に登録されているドゥブロブニクはそのひとつ。港と町並みの美しさもさることながら、ご飯がとても美味しいことも人気の理由かもしれません。 ダウンロードは以下からどうぞ。

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海の博物誌

自然科学、人物、海の生き物、乗り物、文化と歴史、記録……。海にまつわるあらゆる事柄について取り上げるショートコラムです。

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航海に欠かせない水路図誌 【海の博物誌】

 船舶が航海や停泊するためになくてはならない物の一つに、「水路図誌」があります。いわば、陸上における交通案内マップと同じ物で、この「水路図誌」は「海図」と「水路書誌」に大きく分けられ、これらは国土交通省の外局の海上保安水路部で刊行されています。  海図を一言で言うなら、海の案内図。航海者には必要不可欠の道標であり、使用目的により種々に分類され、一般に航海用に使用される図:狭義の海図(Nautical Charts)と航海参考用に使用される図(Miscellaneous Ch

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Oh, Blazer ! 【海の博物誌】

 スポーツ選手の移動時のユニフォームであったり、中高生の制服であったり、いろいろな使われ方、着方をされるブレザー。  英語のblazeは「炎・きらめき」などの意味で、Blazerとなると、強烈に光り輝くもの・運動選手が着る色の派手なコートなどの意味になります。  なぜ「炎・きらめき」が洋服の名になったのか。これには諸説ありますが、有力なのは、1870年ころ、イギリスのケンブリッジ大学とオックスフォード大学の対抗ボートレースで、ケンブリッジの代表チームが着ていた真紅の上着が語

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七つの海は七色の海 【海の博物誌】

 日本近海を流れる海流のうち、「黒潮」は親潮に比べてプランクトンが少ないので、透明度が高く、名前の通り黒っぽい。この場合は澄んでいるために黒っぽく見えるのですが、海水が青以外の色に見えるときは、たいてい色のついた物質が含まれています。  たとえば「赤潮」。赤茶色の植物プランクトンが大発生して海水が赤く見えます。また、アラビア半島とアフリカの間にあって、スエズ運河に通じる「紅海」は、よく赤潮になるのでそう名づけられたとされています。  一方、東京湾の奥などで発生して、しばし

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渦を生む、時速19kmの水の流れ 【海の博物誌】

 カナダのブリティッシュコロンビア州・キャンベルリバーは、北米大陸とバンクーバー島、またその他のいくつかの島からなる複雑な海峡です。ここでは凄まじい潮流がひとつの名物になっていて、場所によっては、まるで河川の激流のような様相を見せています。風景も川のようで、海にいることを忘れさせてしまいます。  さて、海流が風や海水の密度差などで生じるのに対し、潮流は潮汐(干満に)よって生じます。それに流れ方はというと、海流は一定の方向にだけ流れるのに対して、潮流は潮汐とともに約6時間ごと

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船厨

海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。

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愛しのねこまんま。【レシピ- 船厨】

 時代小説に出てくる食事のシーンに興味を持たれる方は少なくないと思います。たとえば池波正太郎の人気シリーズ小説「鬼平犯科帳」や「仕掛人・藤枝梅安」「剣客商売」などは、季節に合った江戸の料理の数々~料亭の料理から庶民の食卓まで~が登場し、食いしん坊の読者を大いに楽しませてくれます。  たまたま書店で手に取った山本一力の「銀しゃり」もそうでした。タイトルから想像できるとおり、江戸は深川の寿司職人を主人公とした小説なのですが、登場する料理や飯の食べ方一つ一つがとても興味深いのです。

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歓迎される外来種「ホンビノス貝」でクリーム煮 【レシピ- 船厨】

 外来の二枚貝「ホンビノス貝」。漢字では「本美之主貝」と当て字されていますが、これはローマ神話に登場する美女神「ビーナス」に由来するのだとか。  東京湾や大阪湾など日本で採られはじめたのは2000年頃からで、当初は「大アサリ」や「白ハマグリ」と呼ばれていたように、見た目がそれらの貝に似ていて、どことなくそれら本流の「まがい物」のようなイメージがつきまとっていました。  ところが、実際口に入れてみるとこれがかなり美味いのです。本当に。そんなわけで、今のところ名産とまではいかな

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なぜかたくさん釣れる高級魚。 【レシピ- 船厨】

 3月のある日、相模湾でマダイを狙っていたら、ホウボウばかりが釣れました。相模湾の海底はホウボウで埋め尽くされているのではないかと思うほど、釣れました。  マダイを釣ろうとしているのに、マダイは釣れずにホウボウばかりが釣れる。タイラバと呼ばれるルアーで釣ろうとしていると、よくあるのです。そんなとき、周囲の仲間はたいてい「ホウボウは高級魚だから」と慰めてくれます。でもこのときは、一人きりで沖に出ていたので、そんな慰めも聞こえてくることなく、「いえい!またまた高級魚さんのお出ま

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サバとジャガイモの組み合わせが好き。 【レシピ- 船厨】

 世界中で食されているサバは、もちろん日本人にとっても身近で、イワシやサンマと並んで国民食といっても過言ではない魚です。代表的な料理では干物、塩焼き、鯖味噌、しめ鯖、鯖寿司などがすぐに思いつきますね。  こうした人気の魚を、洋風にアレンジして食べたいと思う時、いつも思い出してしまうのは、ヨーロッパの西の果て、ポルトガル。ポルトガルは魚食が一般的で、例えば魚屋さんやレストランなどでも鯖はもちろんイワシ、アジ、スズキ、タラ、イカ、タコ、エビなどの魚介が普通に並んでいます。そして

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We are Sailing! -セーリングの世界

世界のトップを目指すヤマハセーリングチームの広報スタッフより、チームの活動から、ヨットの魅力や競技のみどころまで、様々なトピックスを初心者の方にもわかりやすくご紹介していきます。

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目に焼き付いた、青い海の白帆の光景。 【We are Sailing!】

 ヨットレースの取材では、海上に打たれたブイの近くでボートに乗ってゆらゆらと揺れながら、遠くからやってくるフリート(レース艇の集団)を待ち構えます。そのフリートの中から、ヤマハセーリングチームのセールを探し、何番手で走っているのかを数えます。風下のマークで待っているとき、スピネーカー(風を後ろから受けるときに使用するセール)の白地に青い「YAMAHA」の文字はとてもよく目立ちます。風上で待っているときはちょっとわかりにくいのですが、それでも日の丸とYAMAHAの文字が入ったメ

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複雑なヨットレースの理解は戦術にも繋がります 【We are Sailing!】

 いよいよパリ大会の470級の代表を決する選考レースが始まりました。最初は2月26日から開催されている世界選手権。ヤマハセーリングチームは5レースを実施した時点(2月28日)で、磯崎哲也と関友里恵のペアが首位に立つ好発進を見せました。髙山大智と盛田冬華も頑張っています。  さて、スペインのパルマへと旅立つ数日前、彼らの活動ベースである葉山では、髙山と盛田のペアがJSAF(日本セーリング連盟)から指導者を招き、ヨットレースのルールを軸とした特別トレーニングに取り組みました。ヨ

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世界の海で闘う、もうひとつのメイド・イン・ジャパン 【We are Sailing!】

 自動車に例えるなら、エンジンのようなもの──。前回はヨットのセールについてあれやこれやとご紹介しました。  そこでも言及しましたが、ヤマハセーリングチームの競技艇・470級のセールは、数ある世界大会の競技艇の中で、もっともデザインの許容範囲が広いことが特徴です。  470級のセールの素材はポリエステルと決められています。また、二次元のサイズ(平面上の各部の数値)も決められています。しかし、セールのカーブ(真上から見た形)は任意。  そして、選手は少しでもヨットを速く走ら

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艇体だけではない、“セール”へのこだわり。 【We are Sailing!】

 乗り物としてヨット(セールボート)を語る際によく言われるのが「セールがエンジンです」という説明。推進力を発生させる装置という意味では、まさにセールはヨットのエンジンと言えます。では、そのエンジンを動かす燃料は……そう、風です。風という燃料を推進力に変換させる装置がセールです。  セールはその面積が大きければ大きいほどたくさんの風(燃料)を利用することができます。ただヨットの場合、燃料の量が多すぎる(強風)場合、風の力に負けてヨットが横倒しになってしまいます。ですので、大型

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キャビンの棚

海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

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ある時代、救世主となった海の男。 【キャビンの棚】

 コロナがほぼ収束して、世界規模での「日本ブーム」が再開したようです。2023年の訪日外国人は2500万人。ピークだったコロナ直前2019年の3200万人に迫る勢いです。中国からの観光客が当時よりも減っていることを考えると、実質上、ブームの輪はさらに世界に広がったと言えるでしょう。  日本ってそんなにスゴイ国なんだ(笑)─、どこかのCM風に言えば、このろくでもない、すばらしきニッポンというわけです。  このところ自然科学分野で日本人のノーベル受賞者が相次いでいるのも同胞と

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人なつっこいハワイが明るい気持ちにしてくれます。 【キャビンの棚】

 世界中のリゾートアイランドや海辺の観光地の訪問経験が豊富な者の中でも、お気に入りのリゾート地としてハワイを挙げる人は少なくありません。好まれる理由は、これら島々そのものが持つ「人なつっこさ」にあると思われます。  ハワイアンのジョン・クルーズの音楽もまた、人なつっこさを感じさせます。 ジョンはハワイのオアフ島の出身です。本格的なプロミュージシャンを目指し、様々な音楽を吸収したいとボストン、そしてニューヨークに移り住み、そしてハワイに戻る直前の1996年、このデビューアルバム

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鳥の人による、楽しい無人島冒険、絶妙な研究。 【キャビンの棚】

 ずいぶん前ですが、友人が大柄な蝶々のプリントのアロハシャツを着て西表島の港に上陸したときのこと。フェリーで同乗だったらしい、いかにも昆虫採集に来たといういで立ちの男から、こう声をかけられたそうです。  「オタクも蝶の人ですか?」  蝶の人とは、珍しい蝶の採集が趣味の人ということでしょうね。鉄やらミリやら二次元やら、世にオタクとコレクターの種は尽きまじですが、蝶というのはトラディショナルなほうかも。  さて今回、キャビンの棚に並べる本の著者は、鳥類学者です。学者とオタク

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二万マイルも潜れるのか? 【キャビンの棚】

 19世紀の終わりに活躍した“SFの父、ジュール・ヴェルヌの代表作に「海底二万里」があります。なぞの海底怪物として世間を騒がせていたネモ船長操る潜水艦「ノーチラス号」と、語り手であるアロナックス博士たちの冒険物語です。  ヴェルヌと言えば、その科学技術の予言性が評価を高めており、「海底二万里」に登場するモーターを動力とする本物の潜水艦も、現実となって開発されるのは、この小説が発表されてから20年後のことなのだそうです。  実際に潜水艦と言えばヴェルヌやネモを思い出す方は多い

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