ヤマハ発動機 | 海の時間です。
海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。
魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。
美しい海が取り巻く沖縄県。ここは本島の東側、与勝半島の沖合に浮かぶ無人島のビーチです。シュノーケリングセットやバーベキューセットをジェットボートに積み込んでやってきて、南国の海を満喫します。 日本は北の端から南の端まで約3,000km。亜寒帯から熱帯までの様々な気候があり、海もそれぞれ特色のある表情を見せてくれます。素晴らしいですね。 なお、日本の最南端は沖縄ではなく、実は東京都の沖ノ鳥島(小笠原村)、というのは豆知識。沖縄は亜熱帯、沖ノ鳥島は熱帯に属します。緯度は北緯
どんなレースでもスピードを競い、順位を争うこと自体が楽しいものですが、勝者に与えられる賞もまた華やかなムードを盛り上げる要素の一つです。 数あるヨットレースの中でも世界最高峰のヨットレースとして知られるアメリカズ・カップ・ヨットレースは、1851年に始まりました。その歴史の中で、レースのレギュレーションや使用するレース艇は、時代とともに見違える変化を遂げていますが、そのなかで変わらないものもあります。それが勝者に与えられる賞典です。 それは、高さ70センチ、重さ4キ
タコの素晴らしさについては、ことあるごとに触れてきました。思えば、本マガジン「船厨」の記事で初めて取り上げたのが「タコ飯」で、タコ好きの方々からたくさんの「スキ」を頂戴したのでした。編集部一同、たいそう嬉しくて、みんなでタコ躍りしたことが、昨日のことのように思い出されます。これは嘘です。 繰り返しますが、タコは美味い。タコは素晴らしい。昔は「外国人はタコを食べない。なぜなら、タコは悪魔の化身だから」という、まことしやかな言説を信じていたものですが、実際には一部の国を除く
「海を愛する理由ですか? う〜ん、そうですねえ、カッコいい大きな魚が泳いでいるから、ですかね」 ちょっと考えてから、そして笑いながら、そう教えてくれた星野茂さんは、正真正銘の釣り好きです。実のところ、海でも湖でも、ただの水たまりでさえも、魚が居ればそこを愛する。実際にお話を聞いていると「釣りを中心に人生が回っているのか」という気にさせられます。 カッコいい大きな魚が泳いでいる、愛する海で釣った魚の写真を見せてくれました。 「西表島(沖縄県八重山列島)で釣ったGT
知り合いのヨットのキャビンの入り口に、こんな文言を書いたプレートが貼り付けてありました。 DO NOT DRINK from 7:59AM untill 8:00AM. 意味はわかりますか。一見すると、「アリに群がる象」の錯覚と同じく、「このヨットのオーナーはお酒が嫌いな下戸なのかな」と思ってしまいますが、二度見すると、禁酒の時間はわずか1分間。つまり、「いつでもお酒を飲んでいいよ」という意味なのです。 マリーナの船の上、それとも海辺のカフェのオープンテラスで。
ボートやヨットでのクルージングの楽しみのひとつに、立ち寄った港での「出会い」、ときに「出逢い」があると思います。それは、強面だけれど気のいい漁師さんであったり、また趣味を同じくする海の仲間であったり。もちろん人だけではありません。景色もそうですね。感動的な美しい朝日や夕陽であったり。そして、なにより、忘れてはならないのが、「美味いもの」との出逢いです。 筆者の経験上、美味いものは人を心から幸せな気持ちにしてくれる作用があるようです。酒が無くても、美味いものが食卓に並べば