ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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マガジン

  • 毎月更新・海の壁紙

    ヤマハ発動機が世界中の水辺で撮りためてきた写真でつくったオリジナル壁紙です。毎月、1枚ずつ更新していきます。

  • 海の博物誌

    自然科学、人物、海の生き物、乗り物、文化と歴史、記録……。海にまつわるあらゆる事柄について取り上げるショートコラムです。

  • 船厨

    海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。

  • キャビンの棚

    海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

  • Column- 潮気、のようなもの。

    海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。

記事一覧

10月の壁紙- タヒチ(仏領ポリネシア) 【海の壁紙】

日本全国のシースタイルで釣りがしたい。 【社員紹介】

秋になると秋刀魚が気になって夜も眠れなくなります。 【レシピ- 船厨】

地球の寸法を元に作られた海の単位 【海の博物誌】

冒険気分は読書で済ませておくのが無難かも。 【キャビンの棚】

夜の東京港は面白い。 【Column- 潮気、のようなもの】

10月の壁紙- タヒチ(仏領ポリネシア) 【海の壁紙】

フレンチポリネシア(仏領ポリネシア)の島々の中でももっとも大きく、人口が多く、賑やかな島が首都・パペーテのあるタヒチ島です。日本ではフレンチポリネシアを総じてタヒチと呼ぶことがあるように、代表的な島なのです。賑やかと書きましたが、静かで美しい海もたっぷりとあります。リーフでブレイクする波の向こう側に帆が見えました。どこの国からやってきたヨットなのでしょうか。タヒチは世界のブルーウォーター派(クルージングファン)にとって憧れの目的地であることを思い出させます。 ダウンロードは

日本全国のシースタイルで釣りがしたい。 【社員紹介】

 「いま、走水(神奈川県横須賀市)の沖で太刀魚が釣れてるみたいですから、行ってみましょう。ここから15分も走れば着きます」 そう言って、溝邊景祐さんは横浜ベイサイドマリーナからボートを出してくれました。この日はゲストを乗せてシースタイル艇(ヤマハ発動機が運営するレンタルボートのサービス)での釣行です。  溝邊さんはヤマハ発動機のグループカンパニー、ヤマハマリーナ株式会社ヤマハボート横浜店に勤務する営業マンで、大の釣り好き。2020年に同社に入社する以前からボート免許を所有

秋になると秋刀魚が気になって夜も眠れなくなります。 【レシピ- 船厨】

 秋になるとどうしても秋刀魚(サンマ)が気になります。今年は豊漁なのか、不良なのか。お値段の方はいかほどか。特に晩秋に水揚げされるサンマは脂がのってとにかく美味い。刺身も美味い。焼いても美味い。どうやっても美味い。それがサンマです。  人気の魚である割に、釣魚としてはそれほど注目されません。運良く大群に出くわせば簡単に釣れるようですし、北海道などでは岸に近づくときがあって、港の中でも釣れることがあるようですが、それが新聞やテレビのニュースになるぐらいなので、やはり趣味での釣

地球の寸法を元に作られた海の単位 【海の博物誌】

 “海里”は地球の寸法を基に作られた単位なんです。陸上で一般に使われている距離の単位「メートル」は、“光が真空中で299,792,458分の1秒の間に伝わる距離”とされています。それ以前はクリプトン86原子から出る光の波長でした。そのまた前は、国際メートル原器というものがあり、さらにその前は、地球の子午線(北極と南極を結ぶ線)の長さを基にしていました。  海上で距離を表すときは、今でも「海里」を使用しています。領海200海里などと言うときの海里がそれで、緯度1分にあたる地球

冒険気分は読書で済ませておくのが無難かも。 【キャビンの棚】

 ホーン岬、あるいはドレーク海峡。  ときに40kn(時速70km)の偏西風に南極環流、絶えず生まれ続ける温帯低気圧、それらがつくる100ft(約30m)の波の壁、流れ来る氷山…。世界最大幅の海峡にして、世界最凶の海況の海峡です。  ボート、ヨット好きでも知られる人気ホラー作家の鈴木光司さんが、そのエッセイ集『海の怪』に収めた「吠える60度線」で、わが国トップともいえる冒険セイラー白石康次郎さんの体験を、次のように小説風にまとめて紹介していました。  もちろん康次郎さん

夜の東京港は面白い。 【Column- 潮気、のようなもの】

 9月の初めに、夜の東京港を船でクルージングするイベントがありました。ボートやヨットの業界で仕事をしているライターやカメラマン、編集者などからなる団体の主催で、かれこれ20年ほど前から、長く続けているイベントです。  パーティ用のクルージングボートを借り切って、知り合いや仲間を誘い合って飲食しながら夜景を楽しみます。走るコースは毎年趣向を変えているものの、これだけ毎年参加していると飽きそうなものですが、そうでもない。長く続けてこられたのも、けっこう楽しかったりするからです。や