ヤマハ発動機 | 海の時間です。
海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。
魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。
早朝です。フロリダキーズの最西端・キーウェストからボートを出しました。日本では馴染みのない、特徴的なシルエットのボートは、主にフロリダのラグーン(砂州に寄って隔てられた海の浅瀬)でのフィッシングに人気の「フラットボート」と呼ばれるタイプです。浅瀬に入るとエンジンを止め、デッキの後部に設置されたステップから、長いポールで底を突きながらボートをゆっくり動かします。そしてターポンやレッドフィッシュなどのゲームフィッシュ(釣魚)を見つけ、ルアーやフライを投じます。このときは太陽が昇り
「そいつは邪道だぜ」と、世の中の“ヘミングウェイ”氏(※)から批判を受けそうですが、今回は電動リールを使ったカジキ釣りのご提案です。 もともと電動リールは、中深層の魚を狙うボトムフィッシング向けに用意されたフィッシングギアです。長いラインを巻き上げる手間と時間を機械に任せることで、釣果アップを期待するアイテムと言えます。もちろんボトムフィッシングファンの中にも、IGFA(※)のルールに則って釣りを楽しむ方はいて、手動リールしか使わないという硬派も少なくありません。 ※
こんにちは。ヤマハ発動機のNと言います。 今日は、「海」とはちょっと違うお話です。 とつぜんですが、ヤマハ発動機は、「電動車いす」をつくっています。 「車いす」と聞いて、皆さんがイメージされるのは、手で押して動かすタイプのものだと思います。「電動車いす」は、手元のスティック操作のみで動いたり、電動自転車のように車いすの動きをアシストしてくれたりする製品です。 (正確には、電動車いすと、車いすの動きをアシストするための機能がつまっているユニット部分を作っていますがここでは
普段、ボートフィッシングのランチと言えば、コンビニのおにぎりで済ませてしまうことがほとんどではないでしょうか? でも、海の上で粋なランチをさりげなく、さっと出せるのは、ボートのキャプテンやクルーにとって、シーマンシップ( “スポーツマンシップ”に似ていますが、精神論ではなく、海の世界では航海におけるスキルを指します)のひとつであり、その見せ所なのではないかと、そんな風に筆者は信じております。 さて、秋になると、東京湾奥のシーバス(鱸=スズキ)の活性が高くなり、当該海域の
魚群探知機とはまた、物々しい名前ではありますが、その生い立ちが測深のための軍事技術に端を発しているとなれば、何となく納得できそうです。 また多くのユーザーは略して「魚探」=「ぎょたん」と呼んでいます。 さて、電波は水中を伝わっていませんが、パルス電流を振動盤に流して超音波を発生させると、水中を進んでいき、海底や魚からの反射が測定できます。最初は反応の強い海底だけしか判別できなかったのですが、そこは精度を高める細かい技術改善が得意な日本の技術者たちのこと、反応の弱い魚まで
自身が身を置く世界の素晴らしさを、高度な感性を持った第三者の表現によって改めて思い知ることはよくあることです。洗練された美しい絵や写真、文章、そして音楽。歳を重ねれば、その機会がさらに増え、人生がより豊かに味わい深いものになることでしょう。 たとえば、ハービー・ハンコックの「処女航海(Maiden Voyage)」。このアルバムのライナー・ノーツの中で、ハービー本人は次のように語っています。 「この音楽は、広大で威厳が漂う海、そこを進み行く処女航海中船の壮麗さ、遊び