ヤマハ発動機 | 海の時間です。
海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。
魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。
インドの南西部・ケララ州。アラビア海に面して南北におよそ590kmの海岸線を持つ州ですが、ここには、いくつもの河川が入り組んで形成されたバックウォーターと呼ばれる広大な淡水のエリアがあります。この淡水域をゆったりと行き来しているのが、ハウスボートと呼ばれる独特の木造船。ベッドルームやダイニングを備えたこのボートで、多くのツーリストたちが寝泊まりしながら、インドの自然や人々の暮らしの中に溶け込む独特の時間を楽しんでいます。 壁紙は以下からダウンロードできます。
マリンをイメージさせるアイコンで、まず筆頭に上がるのは、なんといってもアンカー(錨)でしょうか。次いで握り棒の着いたラット。その先は波だったりヨットだったりとドングリの背比べですが、そんなドングリの一つに、救命浮環があります。 救命浮環という言い方はちょっと専門的すぎるでしょうか。一般的には「浮き輪」かな? ドーナツ状のリングが本体で、その外側にロープが取り付けられています。そのロープは専門用語(?)で掴み綱といいいます。 船に積む救命浮環はたいていは赤に近いオレンジ色
皆さま、こんにちは。広報担当のメンバー、Mです。今回はちょっと470級の競技から離れて、異世界のセーリングについてお話ししたいと思います。 昨年10月、ヤマハセーリングチームの髙山大智/盛田冬華、磯崎哲也/関友里恵の2チームが参戦した「2023年国際470級世界選手権」が開催されたイスラエル有数のリゾート地であるスドット・ヤム。そのビーチを埋め尽くしていたのは、夥しい数のカイトボードでした。世界選手権のために世界中から集まった470級よりも遙かに多い数のカイトボードが、
独り暮らしの寮のキッチンで、大きなマダイをさばきました。40センチを超える、惚れ惚れとする見事なマダイです。四分の一は刺身にしました。昆布締めもつくりました。鯛飯を炊き、アラ汁も作りました。切り身の残り四分の一は同じ寮に暮らす後輩にお裾分けしたのですが、それでもこの自然の恵みを4日間にわたって味わい、愉しむことができました。そして、このマダイを釣ったときの思い出 ——アタリがあったときの感触、竿のしなる感覚、苦労して巻き上げた末に見えてきたピンク色に閃く美しい魚体など——
「はまぐりのスープ? これってクラムチャウダーじゃないの」という方がほとんどだと思いますが、その通りです。あえて「スープ」としてみました。 アメリカの絵本作家、ロバート・マックロスキーの「One Morning in Maine」という、とんでもなく素晴らしい絵本があります。日本では「海べのあさ」として出版(福音館書店)されている絵本です。その「海べのあさ」(1978年初版)では、原作にある「clam chowder」が「はまぐりのスープ」と訳されているのです。 当時
このnoteの中にある「潮気、のようなもの」の先月のコラムに、ポルトガルのことがいろいろと書き連ねられていて、思わず「ああ、ポルトガルに行って魚が食べたい」などと夢見たものです。で、その記事には、もう一つ気になる音楽家のことが出ていました。すっかり焼き魚の脇役扱いでしたが、アマリア・ロドリゲスとマドレデウスです。 1999年になくなったアマリア・ロドリゲスは、ポルトガルの民族歌謡「ファド」の歌い手としてあまりにも有名で、世界で「ファドの女王」とまで崇められていました。一