ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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マガジン

  • 毎月更新・海の壁紙

    ヤマハ発動機が世界中の水辺で撮りためてきた写真でつくったオリジナル壁紙です。毎月、1枚ずつ更新していきます。

  • 海の博物誌

    自然科学、人物、海の生き物、乗り物、文化と歴史、記録……。海にまつわるあらゆる事柄について取り上げるショートコラムです。

  • 船厨

    海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。

  • キャビンの棚

    海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

  • Column- 潮気、のようなもの。

    海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。

記事一覧

2月の壁紙- ドゥヴロブニク(クロアチア) 【海の壁紙】

荒んだ海賊のイメージを振り払い、上品にいただく冬の夜のラム 【レシピ- 船厨】

渦を生む、時速19kmの水の流れ 【海の博物誌】

魔法にかかった島々の、ミステリー。 【キャビンの棚】

風味豊かな“幻の海苔”で未来を拓く 【ニッポンの魚獲り】

カレイの料理で思い出す、フランス語と津軽弁 【レシピ- 船厨】

2月の壁紙- ドゥヴロブニク(クロアチア) 【海の壁紙】

アドリア海に面したクロアチアの西岸は、ブルーウォーター派(レースよりもクルージングを主に楽しむ)のセーラーにとって憧れの地。古い要塞をベースに美しい港が点在しています。世界遺産に登録されているドゥブロブニクはそのひとつ。港と町並みの美しさもさることながら、ご飯がとても美味しいことも人気の理由かもしれません。 ダウンロードは以下からどうぞ。

荒んだ海賊のイメージを振り払い、上品にいただく冬の夜のラム 【レシピ- 船厨】

 ずいぶんと行っていないけれど、ある世界的なテーマパークの、海賊のコーナーが好きでした。17世紀から18世紀にかけて、カリブ海で暴れていた海賊の狼藉ぶりを、レールの上をゆっくり走る小さなボートのような乗り物に乗って見て回る、アレです。動く人形がたくさんいるのですが、その海賊のほとんどは酔っ払っているように見えます。記憶違い、思い込みかもしれませんが、ボトルをラッパ飲みしている人形もあったような気がします。たぶん、ラムです。船乗りの酒です。  サトウキビを原料に作られたこの蒸

渦を生む、時速19kmの水の流れ 【海の博物誌】

 カナダのブリティッシュコロンビア州・キャンベルリバーは、北米大陸とバンクーバー島、またその他のいくつかの島からなる複雑な海峡です。ここでは凄まじい潮流がひとつの名物になっていて、場所によっては、まるで河川の激流のような様相を見せています。風景も川のようで、海にいることを忘れさせてしまいます。  さて、海流が風や海水の密度差などで生じるのに対し、潮流は潮汐(干満に)よって生じます。それに流れ方はというと、海流は一定の方向にだけ流れるのに対して、潮流は潮汐とともに約6時間ごと

魔法にかかった島々の、ミステリー。 【キャビンの棚】

 副題が英語で「THE BEAGLE IN THE GALAPAGOS」となっています。そう、あの進化論のチャールズ・ダーウィンが『種の起源』を著すきっかけとなった19世紀前半のビーグル号の航海が舞台。史実のはざまに巧妙に創作を盛り込んで、ガラパゴス群島内の閉ざされた小島に上陸した一行が次々と怪死を遂げてゆきます。  犯人は一行のうちのだれかには違いない、それにしても動機は何か──。  船付きの画家がワトスン役かつ語り手となり、探偵役は若きダーウィン自身。そして最後、生き残

風味豊かな“幻の海苔”で未来を拓く 【ニッポンの魚獲り】

 かつては笠岡諸島をなす独立した島であった岡山県笠岡市の神島は、1966年から始まった笠岡干拓事業によって陸続きの土地となりました。かつては多数あったノリ養殖家は、もともと近隣に大河が無くノリの育成にそれほど向いていない環境だったこともあって、そのほとんどが廃業してしまいした。そうした中で、創意工夫と研究を重ね、独自の商品を生産しながらノリ養殖業の拡大を目指しているのが、せのお水産の妹尾孝之さんと祐輝さんの親子です。  日本で生産されているノリはそのほとんどが「スサビノリ」

カレイの料理で思い出す、フランス語と津軽弁 【レシピ- 船厨】

 ふだんは使い慣れた外来語の語源など考えることなどしないものですが、気になって調べてみると、意外な発見があったりして楽しいですね。  ムニエルをつくりました。日本でも家庭料理として、けっこうポピュラーなフランス料理だと思うのですが、フランス語でも学んでいない限り、その言葉=ムニエルが「ムニエ」の女性形である、なんてことは、知らないままだと思います。  「ムニエ」は「粉」や「粉屋」の意味なんだそうです。そして「ムニエル」は、「粉屋のおかみさん風」ということになるのだそうです