ヤマハ発動機 | 海の時間です。
海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。
魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。
エーゲ海の南東岸に面するボドルムは、古城を中心に、リゾートホテル、賑やかなビーチ、ショッピングモールなどで賑わう魅力あふれた観光都市。近くには多くの島が浮かび、クルージングスポットに恵まれています。それら島々の美しい入り江は、陽が高くなると多くのチャーターボートで賑わいますが、早朝ならば静かで美しい海を独り占めできます。 ダウンロードはこちらから。
船舶が航海や停泊するためになくてはならない物の一つに、「水路図誌」があります。いわば、陸上における交通案内マップと同じ物で、この「水路図誌」は「海図」と「水路書誌」に大きく分けられ、これらは国土交通省の外局の海上保安水路部で刊行されています。 海図を一言で言うなら、海の案内図。航海者には必要不可欠の道標であり、使用目的により種々に分類され、一般に航海用に使用される図:狭義の海図(Nautical Charts)と航海参考用に使用される図(Miscellaneous Ch
時代小説に出てくる食事のシーンに興味を持たれる方は少なくないと思います。たとえば池波正太郎の人気シリーズ小説「鬼平犯科帳」や「仕掛人・藤枝梅安」「剣客商売」などは、季節に合った江戸の料理の数々~料亭の料理から庶民の食卓まで~が登場し、食いしん坊の読者を大いに楽しませてくれます。 たまたま書店で手に取った山本一力の「銀しゃり」もそうでした。タイトルから想像できるとおり、江戸は深川の寿司職人を主人公とした小説なのですが、登場する料理や飯の食べ方一つ一つがとても興味深いのです。
ヨットレースの取材では、海上に打たれたブイの近くでボートに乗ってゆらゆらと揺れながら、遠くからやってくるフリート(レース艇の集団)を待ち構えます。そのフリートの中から、ヤマハセーリングチームのセールを探し、何番手で走っているのかを数えます。風下のマークで待っているとき、スピネーカー(風を後ろから受けるときに使用するセール)の白地に青い「YAMAHA」の文字はとてもよく目立ちます。風上で待っているときはちょっとわかりにくいのですが、それでも日の丸とYAMAHAの文字が入ったメ
コロナがほぼ収束して、世界規模での「日本ブーム」が再開したようです。2023年の訪日外国人は2500万人。ピークだったコロナ直前2019年の3200万人に迫る勢いです。中国からの観光客が当時よりも減っていることを考えると、実質上、ブームの輪はさらに世界に広がったと言えるでしょう。 日本ってそんなにスゴイ国なんだ(笑)─、どこかのCM風に言えば、このろくでもない、すばらしきニッポンというわけです。 このところ自然科学分野で日本人のノーベル受賞者が相次いでいるのも同胞と
本欄ではこれまでに青森の十三湖、小川原湖のシジミ漁をご紹介してきましたが、忘れてはならないのが、日本一のヤマトシジミの生産量を誇る島根県の宍道湖です。 この宍道湖で30年以上にわたってシジミ漁を続けているのが吉岡武志さん。 季節と状況によってやり方が変わる 宍道湖での漁法は鋤簾というステンレス製のカゴ付きの鋤に7~8mのガラス樹脂(もしくはカーボン樹脂)製のポールを取り付けて湖底のシジミを掻き取るものですが、ウェットスーツを着用して直接湖に入って鋤簾を操作する『入り