ヤマハ発動機 | 海の時間です。
海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。
魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。
日中の真夏の太陽から逃げ出して、古いマリーナの隅っこにあったカフェに駆け込みました。冷たい飲み物で涼を取っていると、鳥が手すりに止まっていて、同じく休んでいたのでカメラを取り出したら、その途端に逃げて行きました。鳥がいた手すりの向こうにあった支柱には「鳥に餌を与えないでください」の文字が。いちど海辺の公園で一切れのフレンチフライを海鳥にやったら、その後、次から次へとおおびただしい海鳥が集まってきてしまい、有名なパニック映画の一コマのようになってしまったことを思い出しました。自
今回は福岡県・博多湾のシースタイルをご紹介します。 デイクルージングがベストの博多湾 福岡の海の玄関口である博多湾は、都会の景観が広がる一方で、湾口には玄界島や机島、宮浦など、豊かな自然の景色も楽しめるゲレンデです。 博多は「海域・土地博く、人・物産が多し」を由来とする九州最大の街。海と山の食材が豊富で、人情に溢れていると言われれば、頷く人も多いのではないでしょうか。 今回訪れた博多湾は東西が約20キロ、南北に約10キロという大きさ。シースタイルのボートを利用すれ
魚介は養殖物よりも、どちらかというと天然物がもてはやされることが多いようですね。確かに自然が育んだ天然物の魚は美味いものですが、養殖家が愛情を込めて育てた魚介は、天然物に負けてはいないはずです。考えてみれば牛や豚だって、そこいらを走り回っている野生のものより牧畜されたものの方が美味いことの方が多いですものね。 干物についても同じようなことがいえると思うんですよ。一般に、干物は天日干しが美味いと良くいわれますが、製造過程において、気ままなお天道様に丸投げするよりも、人工的
磯崎/関が世界選手権で銅メダル! まずご報告です。4年に一度おこなわれる国際スポーツイベントのセーリング競技10種目の合同世界選手権「アリアンツ・2023 セーリング・ワールド・チャンピオンシップ」が8月11日から20日まで、オランダのハーグで開催され、470級に出場したヤマハセーリングチームの磯崎哲也と関友里恵のコンビが3位で銅メダルを獲得、見事、表彰台に立ちました! 磯崎/関は6位でメダルレース(上位10チームによる最終日に行われるレースでポイントが2倍になるため
静岡県西部に位置する浜名湖は、太平洋の海水が流入する汽水湖です。1958年にマリン事業に参入して以来、ヤマハ発動機のマリン製品の多くはこの湖で生を受け、世界の水辺で活躍しています。母なる湖への感謝を込め、この豊かな自然環境を守っていこうと、毎年、マリン事業に関わる100人規模の従業員が自社製品を使って清掃活動を行い、その共通体験を通じて「シーマンシップ」が伝承されています。 浜名湖の南西部に位置するマリン製品の開発拠点。そこには「人と艇体の一体感」を求め、航走テストのフィー
アメリカの軍隊の『サバイバル・マニュアル』は、遭難したときの心得として「必ず生還するのだという強い意志を持て」と繰り返し説いているそうです。 海に限らず、山や戦場でも、遭難者が死亡するのは、飢えや寒さのためよりも、遭難してしまったという恐怖とショックによることが多いといわれています。 海での遭難では、生存者の中に、船頭や船長がいることが多いようです。文化12(1815)年に南米で保護され、カムチャッカ経由で帰国した尾張の国・督乗丸の船頭・小栗重吉、天明2(1782)年