ヤマハ発動機 | 海の時間です。
海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。
魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。
「#海での時間」のコンテスト開催にあたって、 ヤマハ発動機社員も、みなさんと海での時間を分かち合いたい! ということで、「ヤマハ発動機社員がつづる#海での時間」と題し、社員のリレー投稿を実施しています。 ボートのお仕事に携わっていた"海派"なメンバーも、どちらかというと"山派"なメンバーも、色々な海での時間を過ごしています。 第1回は、4年間マリン関連のお仕事をしていた、入社7年目の女性社員Nさん。今回の企画の首謀者が、コンテスト開催への想いをつづりました。 ―――
突然ですが「ディープサイクルバッテリー」なるものをご存じでしょうか。英語の日本語訳が必ずしも製品の総てを語ってくれるわけでもなく、これを直訳すれば「深く回転させる蓄電池」となります。よくわかりません……。 通常、ボートに積まれたバッテリーは、車と同様、主にエンジンを始動させることを目的としています。まだ動いてない状態のエンジンを、小さいモーターで回して弾みをつけてスタートさせるため、瞬発力が必要となります。そして一気に力(電気)を消耗した後は、動き出したエンジンで発電し
ウエスト・コーストらしいご機嫌なサウンドで1960年代から若者の心をつかんできたビーチ・ボーイズ。それから時を隔てた2020年、ローリングストーン誌「歴代最高のアルバム500選」で彼らの作品が2位となりました。なんとビートルズやローリング・ストーンズを上回りました。その事実に驚いたという人も少なくないでしょう。でも、揃いのストライプシャツを着てポップさを全開にした頃から、ビーチ・ボーイズの内に秘めていた高度な音楽性については、極めて専門的な評価を得ていました。ビーチ・ボーイ
いよいよ日本全国で梅雨が明け、列島に本格的な夏がやってきました。きょうから期間限定でイラストレーター・Tadamiさんによるヘッダー画像を「夏休みバージョン」としてお届けします。 さて、日本の夏の風物詩といえば「花火」がその一つに挙げられます。全国的に知られる隅田川の花火大会は、もともと「両国川開き花火」として1733年(享保18年)に行われたのがはじまりです。全国的な大飢饉があり、また江戸では疫病が蔓延し、多くの犠牲者を出した翌年のことでした。当時の幕府は慰霊と悪病退
まもなく、土用の丑の日ですね。本来、土用は春夏秋冬の4回あって、それぞれに丑の日があります。でも、今では「土用の丑の日」と言えば、夏のそれを指すことがほとんどです。 そして日本では、この丑の日にウナギを食べる習慣が定着しています。丑の日に「ウ」のつくものを食べると夏負けしない、というのがその由来なのですが、実際、ウナギは高タンパク、ビタミンも豊富だから、一応は理にかなっているようです。 日本のウナギ(ニホンウナギ)は、太平洋のマリアナ諸島西海域で産卵し、黒潮に乗っ
煮干しというと、多くの人が日本料理の「出汁」を思い浮かべるのではないでしょうか。実際、煮干しは和食に無くてはならない存在で、また、ラーメン(これも、もはや和食なのかもしれませんが)のスープなんかにもよく使われます。それでもいわゆる昭和(といっても中期以前?それも一部?)の子どもなどは、貴重なカルシウム源とばかりに煮干しをそのままおやつに食べていました。少なくとも筆者は、いまのようにみりんで味付けされた、そこそこ美味しいスナック風のおやつではなく、堅い煮干しを、むしゃむしゃ食