ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の…

ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

リンク

ウィジェット

マガジン

  • キャビンの棚

    海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

  • Tadamiの絵日記(風)

    マリンイラストレーターTadamiが「海の時間です。」に描き下ろすマリンワールドをお楽しみください。

  • 毎月更新・海の壁紙

    ヤマハ発動機が世界中の水辺で撮りためてきた写真でつくったオリジナル壁紙です。毎月、1枚ずつ更新していきます。

  • 【社員紹介】私が海を愛する理由

    ボート、水上オートバイ、船外機といった「海」に関する製品をつくっているヤマハ発動機には、海を愛してやまないメンバーが沢山います。そんな彼らに、海をスキになったきっかけ、海での思い出、おすすめの楽しみ方、こだわりなど、”海への愛”をとことん語ってもらいます。社員一人ひとりの想いにのせて、みなさんとも海のすばらしさを共有できますように。

  • 船厨

    海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。

記事一覧

3月の壁紙- ストックホルム(スウェーデン)【毎月更新・海の壁紙】

スウェーデンの首都・ストックホルムは、2万もあるといわれる大小の島々と岩礁からなる群島によって外洋と隔てられ、いくつもの水門で区切られた湖、運河、河川が入り組ん…

世間の風をかわす道具はないけれど 、フネにはあります。 【海の道具】

 「スパンカー」は、元々は帆船の最船尾に張られるセールの一種で、船を風上に向けるときに使用するものです。遊漁船(釣り船)の船尾についているのを見かけたことがある…

「タコはどこにいるのか—」 その通り道を予測する。 【ニッポンの魚獲り】

朝の3時30分、漆黒に包まれた宿漁港から一隻の漁船が舫いを放ち、出漁していきます。11月の半ば、タコの「秋漁」に向かうのは岩手県の宮古市の加山喜博さんが乗り込む〈第…

ポルトガル生まれのイタリア育ち 「干し鱈とジャガイモのオーブン焼き」 【船厨-レシピ】

 日本の食卓でおなじみのタラ(鱈)は、西洋の人々が避けたがる魚の生臭さが少ないことから世界中でよく食される魚の一つです。太平洋と大西洋のタラとでは別種とされてい…

苦しい状況で、強靱な肉体は力強い味方になる 【We are Sailing! 】

 水野元晴さんは、2016年のYAMAHA SAILING TEAM発足当初からチームの専属トレーナーとして活動を共にしてきました。自身の競技歴は、千葉県の強豪校で甲子園を目指して白…

横滑り、大歓迎。「サイドスラスター」 【海の道具】

 クルマでいうところの縦列駐車と同様、キャプテンにとって船の着岸は、腕の見せ所。でも、逆に鬼門と考えている方もいるかもしれません。  エアフェンダー(防舷材)を…

3月の壁紙- ストックホルム(スウェーデン)【毎月更新・海の壁紙】

3月の壁紙- ストックホルム(スウェーデン)【毎月更新・海の壁紙】

スウェーデンの首都・ストックホルムは、2万もあるといわれる大小の島々と岩礁からなる群島によって外洋と隔てられ、いくつもの水門で区切られた湖、運河、河川が入り組んだ穏やかな水上都市です。運河はボーターにとって格好の遊び場で、水の上に幸せそうな笑顔が行き交っています。

ダウンロードは以下よりどうぞ。

世間の風をかわす道具はないけれど 、フネにはあります。  【海の道具】

世間の風をかわす道具はないけれど 、フネにはあります。 【海の道具】

 「スパンカー」は、元々は帆船の最船尾に張られるセールの一種で、船を風上に向けるときに使用するものです。遊漁船(釣り船)の船尾についているのを見かけたことがあるかもしれなません。「あれ?エンジンが付いている漁船に帆がついているぞ」なんて思ったことはないでしょうか。

 風向計(風見)を思い浮かべてください。矢羽根のようなものが付いていて、常に矢印の先が風の吹いてくる方向を指していますね。あの羽根

もっとみる
「タコはどこにいるのか—」 その通り道を予測する。 【ニッポンの魚獲り】

「タコはどこにいるのか—」 その通り道を予測する。 【ニッポンの魚獲り】

朝の3時30分、漆黒に包まれた宿漁港から一隻の漁船が舫いを放ち、出漁していきます。11月の半ば、タコの「秋漁」に向かうのは岩手県の宮古市の加山喜博さんが乗り込む〈第十八龍神丸〉(ヤマハのDX-37C-0A)。最初の漁場に到着すると、一昨日に仕掛けたタコ籠を次々と揚げていく作業に取りかかります。

最盛期は6月、35kgの大型も 加山さんがこの日仕掛けた籠は6カ統(6箇所)に分けた計320個。それを

もっとみる
ポルトガル生まれのイタリア育ち 「干し鱈とジャガイモのオーブン焼き」 【船厨-レシピ】

ポルトガル生まれのイタリア育ち 「干し鱈とジャガイモのオーブン焼き」 【船厨-レシピ】

 日本の食卓でおなじみのタラ(鱈)は、西洋の人々が避けたがる魚の生臭さが少ないことから世界中でよく食される魚の一つです。太平洋と大西洋のタラとでは別種とされていますが、それでも世界のタラの総水揚げ高のうち、ヨーロッパ各国の占める割合は半数以上と高く、ノルウェーやイギリス、スペイン、フランス、デンマークなどで、盛んに獲られています。世界三大漁場の一つ、ヨーロッパの北海は、タラの好漁場なのです。

 

もっとみる
苦しい状況で、強靱な肉体は力強い味方になる 【We are Sailing! 】

苦しい状況で、強靱な肉体は力強い味方になる 【We are Sailing! 】

 水野元晴さんは、2016年のYAMAHA SAILING TEAM発足当初からチームの専属トレーナーとして活動を共にしてきました。自身の競技歴は、千葉県の強豪校で甲子園を目指して白球を追いかけていた元高校球児で、ヨットレースなどセーリングスポーツの競技歴はありません。

 「20代の頃に、趣味で始めたウィンドサーフィンが縁で、JSAF(日本セーリング連盟)から一人乗り種目のフィジカルトレーナーを

もっとみる
横滑り、大歓迎。「サイドスラスター」 【海の道具】

横滑り、大歓迎。「サイドスラスター」 【海の道具】

 クルマでいうところの縦列駐車と同様、キャプテンにとって船の着岸は、腕の見せ所。でも、逆に鬼門と考えている方もいるかもしれません。
 エアフェンダー(防舷材)を出しているとはいえ、桟橋に平行に着けないと船のハル(船体)を傷つけてしまうし、折角いい感じで桟橋に寄っていったと思ったら、他の出航艇の引き波に煽られて慌てて舵を切り返す、なんてことは日常茶飯事です。

 着岸ばかりでなく、離岸するときにも緊

もっとみる