ヤマハ発動機 | 海の時間です。
海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。
海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。
魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。
マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。
海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。
スウェーデンの首都・ストックホルムは、2万もあるといわれる大小の島々と岩礁からなる群島によって外洋と隔てられ、いくつもの水門で区切られた湖、運河、河川が入り組んだ穏やかな水上都市です。運河はボーターにとって格好の遊び場で、水の上に幸せそうな笑顔が行き交っています。 ダウンロードは以下よりどうぞ。
「スパンカー」は、元々は帆船の最船尾に張られるセールの一種で、船を風上に向けるときに使用するものです。遊漁船(釣り船)の船尾についているのを見かけたことがあるかもしれなません。「あれ?エンジンが付いている漁船に帆がついているぞ」なんて思ったことはないでしょうか。 風向計(風見)を思い浮かべてください。矢羽根のようなものが付いていて、常に矢印の先が風の吹いてくる方向を指していますね。あの羽根も、いいものは2枚付いていて、後ろに向かって左右に開いた状態で取りつけられていま
朝の3時30分、漆黒に包まれた宿漁港から一隻の漁船が舫いを放ち、出漁していきます。11月の半ば、タコの「秋漁」に向かうのは岩手県の宮古市の加山喜博さんが乗り込む〈第十八龍神丸〉(ヤマハのDX-37C-0A)。最初の漁場に到着すると、一昨日に仕掛けたタコ籠を次々と揚げていく作業に取りかかります。 最盛期は6月、35kgの大型も 加山さんがこの日仕掛けた籠は6カ統(6箇所)に分けた計320個。それを次々に揚げては、獲れたタコを一杯ずつ網に入れてイケスにキープ、同時に餌となる冷凍
日本の食卓でおなじみのタラ(鱈)は、西洋の人々が避けたがる魚の生臭さが少ないことから世界中でよく食される魚の一つです。太平洋と大西洋のタラとでは別種とされていますが、それでも世界のタラの総水揚げ高のうち、ヨーロッパ各国の占める割合は半数以上と高く、ノルウェーやイギリス、スペイン、フランス、デンマークなどで、盛んに獲られています。世界三大漁場の一つ、ヨーロッパの北海は、タラの好漁場なのです。 日常的に魚が食卓を飾ること多いポルトガルでも、タラはポピュラーな魚のひとつです。
水野元晴さんは、2016年のYAMAHA SAILING TEAM発足当初からチームの専属トレーナーとして活動を共にしてきました。自身の競技歴は、千葉県の強豪校で甲子園を目指して白球を追いかけていた元高校球児で、ヨットレースなどセーリングスポーツの競技歴はありません。 「20代の頃に、趣味で始めたウィンドサーフィンが縁で、JSAF(日本セーリング連盟)から一人乗り種目のフィジカルトレーナーを依頼されたのが始まりです」(水野さん/以下同) 現在は、髙山大智/盛田冬華チー
クルマでいうところの縦列駐車と同様、キャプテンにとって船の着岸は、腕の見せ所。でも、逆に鬼門と考えている方もいるかもしれません。 エアフェンダー(防舷材)を出しているとはいえ、桟橋に平行に着けないと船のハル(船体)を傷つけてしまうし、折角いい感じで桟橋に寄っていったと思ったら、他の出航艇の引き波に煽られて慌てて舵を切り返す、なんてことは日常茶飯事です。 着岸ばかりでなく、離岸するときにも緊張を強いられることはあります。人気のクルージング先の泊地で、前にぴたりと他のボー