ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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ウィジェット

マガジン

  • キャビンの棚

    海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

  • Column- 潮気、のようなもの。

    海辺を歩き、湖畔や川辺に立ち、フネで沖をさまよう、マリンジャーナリストたちが見て、聞いて、知って、感じたことなどを綴っていきます。

  • ニッポンの魚獲り

    魚が好きな人たちへ。日本の漁業従事者たちと、50年以上にわたってその仕事に寄り添ってきたヤマハのFRP漁船や和船。日本の食卓を彩り、楽しませ、人々の健康を支えている漁師たちの姿と彼らの船、漁法を覗いてみましょう。

  • 海の道具

    マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。

  • 船厨

    海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。

記事一覧

6月の壁紙- プエルト・ラ・クルス(ベネズエラ) 【海の壁紙】

眠る魚と眠らない魚 【海の博物誌】

来る朝ごとの論争とシラスチーズトースト 【レシピ- 船厨】

座右に置きたい「心の海ガイド」 【キャビンの棚】

ときどき私たちを導いてくれる小さな光の話。 【Coumun- 潮気、のようなもの。】

鮮度が命。水揚げに秒を争うキビナゴ漁 【ニッポンの魚獲り】

6月の壁紙- プエルト・ラ・クルス(ベネズエラ) 【海の壁紙】

ベネズエラのプエルト・ラ・クルスは同国のカリブ海リゾートの玄関口のような港町。そこにあるマリーナからデイクルージングで訪れたのがこの小さな島です。観光パンフレットには「Borracha(ボラーチャ)」と書かれていました。日本語に直訳すると「酔っ払い」。地元のボーターは「飲んだくれの島ってことだよ」と楽しそうに説明してくれました。超意訳すれば「幸せの島」? そういうことにしておきましょう。静かでとてもいいところです。 ダウンロードはこちらから。

眠る魚と眠らない魚 【海の博物誌】

 世界の魚は約4万種類。日本近海にはそのうち2000種がいて、食用として市場に出るのは150種、商品として重視されているのは数十種にすぎません。魚好きの日本人といえども、実のところ、それほど多くの魚を知っているとはいえません。  さて、魚の分類は大変ややこしくて、一般に淡水魚1万種、海水魚3万種といわれます。では、サケ(鮭)、マス(鱒)、ウナギ(鰻)、ワカサギ(鰙)はどちら? となると諸説紛々。そのほかの分類法でもなかなかスッキリとはいきません。  そんな魚の分類方の一つ

来る朝ごとの論争とシラスチーズトースト 【レシピ- 船厨】

 「よくもまあ朝からそんなに食べられるね」  これまで朝飯のたびに拙子がよく投げかけられてきた台詞です。よく言われるということは、よその人は朝飯をそんなに食べないってことなのでしょうか。  でもちょっと待ってください。例えば、朝の7時に朝食をとったとします。そして5時間後の正午に昼食をとります。さらに7時間後の19時に夕食をとります。そして朝食は再び7時。そうなんです。12時間後です。  朝食とは、三度の飯の中でも前回の食事から最も時間が経ってからの食事なのです。といったっ

座右に置きたい「心の海ガイド」 【キャビンの棚】

 とある遊園地に海賊船を模した遊覧船があって、その船長さんは、なんとモデルさんかと思われる見目麗しい若い女性でした。4本線の肩章が付いた真っ白い船長服に身を包み、操舵室では背筋を伸ばしてラットを握り「よーそろー」とは言いませんでしたが、周囲の安全確認をする際には、かかとを浮かしてつま先立ちする所作がなんとも健気に見えました。  といっても、その遊覧船は大柄ながら総トン数19トン以下にあつらえた、ディーゼルエンジンで動く実際の船です。船長はもちろん小型船舶操縦免許が必要です。

ときどき私たちを導いてくれる小さな光の話。 【Coumun- 潮気、のようなもの。】

 読者の方の中には4月に生活環境が大きく変わった方々もいることだろう。月が変わって5月病に悩まされている人もいるかもしれない。新しい環境の中で、生活をスタートさせるのはなかなか大変なことだと思う。  この激動の世の中を航海するためには何が必要か。「風任せ」という考え方も素敵な気がするが、少しばかり無謀な気もする。人生にGPSのような便利なものは存在しない。しかし、我らの行くべき道を指し示す様々なシグナルは常に発せられている。テレビやラジオから流れる誰かのコメントかもしれない

鮮度が命。水揚げに秒を争うキビナゴ漁 【ニッポンの魚獲り】

 室町時代にはポルトガルから鉄砲が伝来し国産火縄銃の製造が盛んになり、現代は種子島宇宙センターのロケット打ち上げ場となるなど、常に先端の科学技術と縁の深い種子島。そして、ここでは秋から冬にかけて、薩摩料理には欠かせないキビナゴの刺網漁が盛んになります。  種子島のキビナゴ漁は9月~2月末日までがシーズン。4月中頃から始まる産卵のため、春から夏にかけては休漁となります。  網の目は19節とし、種子島の市場に出す場合は20箱、鹿児島市の市場に出す場合は30箱までと水揚げ量にも自