ヤマハ発動機 | 海の時間です。

ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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ヤマハ発動機の公式アカウントです。 「海やフネの近くで人生を楽しみたい、日常生活に海の香りと風を吹かせたい」という皆さまに、ほんのり潮気が漂う読み物や写真をお届けします。 18年間、海を愛する人達にお届けしてきたメールマガジン「Salty life」から引っ越してきました。

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マガジン

  • 船厨

    海を感じる料理、ときどきドリンクにまつわるお話です。「大雑把」「手抜き」ご免のレシピ付き。

  • 海の道具

    マリンウェアからマリンギア、ボートやヨットのパーツに至るまで、ほかでは読めないマリン用品を扱うマニアックなヤマハマン担当コラム。

  • Tadamiの絵日記(風)

    マリンイラストレーターTadamiが「海の時間です。」に描き下ろすマリンワールドをお楽しみください。

  • キャビンの棚

    海を近くに感じることのできる音楽や書籍をご紹介。新しいものから古いものまで、いろいろと取りそろえてみます。

  • 毎月更新・海の壁紙

    ヤマハ発動機が世界中の水辺で撮りためてきた写真でつくったオリジナル壁紙です。毎月、1枚ずつ更新していきます。

記事一覧

12月の壁紙- プエルト・ラ・クルス(ニュージーランド) 【海の壁紙】

船のロープの王様は「麻」から「化繊」へ。 【海の博物誌】

迷ったらみんなで「しゃーぶ、しゃーぶ」 【レシピ- 船厨】

漂流者追体験をバーチャル体験してみる。 【キャビンの棚】

アジアの海の上に暮らす、生粋の海洋民族たち。 【Column- 潮気、のようなもの】

低水温でゆっくりと育てる厚岸のカキ 【ニッポンの魚獲り】

12月の壁紙- プエルト・ラ・クルス(ニュージーランド) 【海の壁紙】

 プエルト・ラ・クルスの沖に浮かぶ島々を眺めながらのクルージングです。ベネズエラは南アメリカ大陸の最北端にある国ですが、どこ乾いた、独特の形をした景色は、海外からやってきたボーターに異国情緒を存分に感じさせてくれます。まるで蝋燭のような岩の天辺にあるサボテンがお気に入りです。 ダウンロードは以下からどうぞ。

船のロープの王様は「麻」から「化繊」へ。 【海の博物誌】

 天然素材は肌触りがよく、独特の光沢や風合いをもっているため、衣料の素材としての評価は一般的に化学繊維よりも高いものです。ヨットやボートで使われるロープにも天然繊維のものと化学繊維のものがあり、長い間、同じように評価されてきました。  昔からロープの王様といわれているのは、マニラ麻で作られたもの。柔らかくて軽く、水に浮かびやすいので係留策や曳航策に使われます。ところが、実のところ、マニラ麻は水に弱く、濡れると縮んで堅くなってしまうのが欠点です。また、濡れたままにしておくと腐

迷ったらみんなで「しゃーぶ、しゃーぶ」 【レシピ- 船厨】

 いつもの話ですが、ボートで釣りをしているといろいろな魚が釣れます。普通の船釣りというのはナニカ、つまりマダイだとかタチウオ、マグロだとかといった本命を狙って楽しむもののようです。マイボートでの釣りも実は同じなのですが、結果的にいろいろ釣れてしまいます。  タイラバという独特のルアーを使ってマダイを狙って釣りを楽しむことが多いのですが、マダイはさっぱりでも、季節によってホウボウ、イトヨリダイ、アマダイ、チダイ、サバなど様々な魚が釣れるのです。ヤガラなんていう奇妙な姿をした魚も

漂流者追体験をバーチャル体験してみる。 【キャビンの棚】

 表題の島は、伊豆諸島の「鳥島」のことです。本州からは600km足らず離れた—— 同諸島では最南の有人島である青ヶ島のさらに南200km余りの ——無人の火山島です。直径2.5kmほどの丸い小さな島には、かつてはアホウドリが大量に生息していましたが、明治期に羽毛布団のために乱獲され、火山噴火もあって、いっときは絶滅をあやしまれたこともある、そんな島です。  著者はナショナルジオグラフィック協会の後援を受けて、ダニエル・デフォーが小説『ロビンソン・クルーソー漂流記』のモデルと

アジアの海の上に暮らす、生粋の海洋民族たち。 【Column- 潮気、のようなもの】

 西太平洋に浮かぶフィリピンのミンダナオ島、インドネシアのカリマンタン(マレーシアではボルネオ)、同じくインドネシアのスラウェシ島などに囲まれたセレベス海は、シパダンに代表されるように、極上のダイビングポイントを有する海として名高い。それと同時に、海を漂いながら生きてきたバジャウ族が定住しているエリアとしても知られている。シパダンの玄関口として知られるセンポルナの町も、人口の多くがバジャウ族なのだと聞いた。  現在のバジャウ族の多くは、海岸沿いに高床式の家を建てて定住してい

低水温でゆっくりと育てる厚岸のカキ 【ニッポンの魚獲り】

 北海道の東の釧路市と根室市のなかほどに位置する厚岸町は、西からせり出した尻羽岬と湾口に浮かぶ大黒島に囲まれた湾(厚岸湾)が広がる穏やかな海を有しています。さらに湾の奥には、広大な森や湿原を流れてきた別寒辺牛川のミネラル豊富な淡水と、太平洋のプランクトン豊富な海水が混ざり合う汽水湖の厚岸湖が広がります。  そんな厚岸町の最大の名物はカキ(牡蠣)。日本には広島や宮城などカキ養殖が盛んなところは数多くありますが、厚岸のカキは一年を通じて出荷できることが特徴です。その理由は厚岸の